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日本聖公会婦人会常議員会報告
日本聖公会婦人会役員

日本聖公会婦人会第20(定期)総会後第2回常議員会が6月11日〜12日、名古屋で開催された。
常議員18名、傍聴者82名。開会聖餐式(司式;池本則子司祭ほか。説教;木村直
樹司祭)の後、議事に入り下記の通り審議し可決された。

感謝箱献金に関する件
・東アフリカの子どもを救う会「アルディ・ナ・ウペポ」に50万円。
・「聖公会生野センター」の活動資金として100万円。(修正案可決)
・在日フィリピン人の子供たちを覚え、国際子ども学校の働きのため、100万円。
被献日献金に関する件
・聖公会神学院およびウイリアムス神学院の働きを覚えて祈り、各項校に50万円。
2003年度一般会計予算補正の件
日本聖公会婦人会第21(定期)総会開催(2004年6月9日〜10日)の件。

廃案 べタニヤ・ホーム マリア館改修計画のため100万円支出する件
(提案者横浜教区婦人会の申し出により議案撤回)。

 翌12日「祈りと黙想」テーマ「命・平和・自然」。神崎和子聖職候補生の教話「日本聖公会における叙任された女性奉仕職の展開〜多様な賜物を生かすために〜」。続いてワークシヨップ(7グループ)、各婦人会の日頃の思いを熱く語り合い、その報告と各グループの代祷がささげられ分かち合った。
 今回の常議員会の大きな特色は、検討委員会のプログラムである。当委員会は感謝箱献金について、いろいろと提案し、見直しを促した。日本聖公会婦人会の今後の方向の中に、重点を感謝箱献金に置き、献金先の人々と共に祈る祈りによって、お互いの顔が見え、相互理解と相互受容により、共に歩み、共に育ち、この気づきを通して私たち自身が変えられること、生命や存在を危うくされている女性・子どもたちのために捧げることを提案。
 人材派遣、人的交流を視野に入れた多角的支援の必要性を重視し、この方向での感謝箱献金運動の取り組み、さらに具体的イメージを膨らませてもらおうと、現在および今後の支援実施のアルデイ・ナ・ウペポ(吉田千鶴さん)、国際子ども学校(池住圭さん)のスライドによる活動報告や、グループでの話し合いの中で具体的な取り組みの課題の数々と、感謝箱献金の祈りの見直しなどがなされた。

なお、20年間のグラフ表示による感謝箱献金の動きを通し、一人一人の祈りと思いを確認した。来年に向けてこれらの検討を11教区と共に重ねていく事になるであろう。

(報告書作成責任者 立川よう子)

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