12月26日は最初の殉教者聖ステパノ日です。「主イエスよ、私の霊を受けてください」(使徒言行録7:59)。石を投げられるステパノはそう叫びながら死んでいきました。最後には「主よ、この罪を彼らに負わせないで下さい」(使言録7:60)と大声で叫びます。ステパノは自分を殺害する者のために祈り、イエスに従う生き方が人々を必ず命へと導くと最後まで信じたのです。
2001年のクリスマスには「平和を創り出す人々のネットワーク(CHANCE!)」のつながりから、教会の前にぴーす☆つりーを設置することになりました。ぴーす☆つりーに飾られたオーナメントやリースは平和への願いや祈りが込められて作られた物で世界中から送られてきました。また道行く子供達や、近所の人々が平和への願いを込めてメッセージを書いて下さり、100以上のメッセージが飾られました。しかし悪質ないたずら書きもありました。悲しいことです。
ぴーす☆つりーを飾ること、人々の平和の声に耳を傾けること、それはステパノ教会の平和への証しでした。疑いのある所に信じる心を差し出したからです。迫害する者達にステパノは「主よ、こういう道のふみはずしを、かれらに続けさせないでください」(使言録7:60本田訳)と叫びます。神様、どうぞ私達を神に身(霊)をゆだね、疑いから来る暴力をとめるために、信じて行動する者とならせて下さい。
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