新地ベース

新地ベースの情報


正式名称:被災者支援センター しんち
所在地:〒979-2702福島県相馬郡新地町谷地小屋字須賀酒13-2
携帯電話:070-5018-4193(松本)
070-5017-7301(長谷川)
E-mail:pd.walk.nskk@gmail.com

ブログ

釜石ベースの日々の活動の様子が分かるブログはコチラ

活動内容

2012年6月9日(土)、被災された方々、地主様はじめ地元住民、町役場の皆様のご協力を得て、役場近くの国道6号線に面した土地にプレハブ施設のセンターを設置、開所式を挙行いたしました。これまでの支援活動を継承しながら、オープンスペースとしてますます用いられますように願い、活動してまいります。

◆磯山聖ヨハネ教会

教会備品の取り外し、移動の手伝い。仮礼拝所での主日礼拝出席。東北教区会で「磯山聖ヨハネ教会復興プロジェクト」設置、協議始動。2名が洗礼堅信。

海から近い丘の上にあり津波の被害を免れた磯山聖ヨハネ教会は、建造物として「危険」との査定を受け現在使用不可の状態です。教会から運び出した聖卓、洗礼台、オルガンなどは仙台市内の東北教区関連施設で保管されています。震災後、主日礼拝は仮設住宅の信徒宅で行っていましたが、現在は毎月第1日曜日に信徒の方のアトリエをお借りして守っています。被災ご遺族の2名が洗礼堅信の決断とみ恵みにあずかりました。

◆仮設住宅支援

訪問・協働活動。新地町に8カ所ある仮設住宅自治会リーダーとの情報交換や活動内容の協議。心身のケアと孤立予防を目的とした傾聴、お茶会、映画会、新地寄席、マッサージボランティア、手品、夏祭り、郷土物産祭りなどの企画・開催をし生活支援しています。

セカンドハーベスト名古屋、日本YWCA、福島友の会、サポートセンター、地域包括センターなどの団体と協働しています。

◆物資支援

震災直後の避難所(体育館等)への第一次緊急支援を終わり、現在は第二次支援として仮設住宅等への物資支援(食品・衣類など)、仮設住宅の掲示板・集会所の下駄箱設置など環境整備のサポートを継続しています。

◆山元町における活動

宮城県山元町(新地町に隣接)における活動も新地ベースが担っています。

 

 

新地町について

宮城県と福島県の県境にある海沿いの街。主要漁港である大戸浜・釣師浜漁港には、親潮と黒潮がぶつかる潮目の好漁場から、カレイ、ヒラメなどが水揚げされる。駅から海までは数百m、市街地は駅よりも海に近い位置にあった。
震災当日は新地町町内の火力発電所で一時1000人取り残された。

震災被害データ(福島県、復興庁HP発表平成24年4月12日現在)

●人的被害
死亡者        115人
行方不明者      0人

●建築物被害
全壊、半壊      566棟

応急仮設住宅(国土交通省住宅局発表平成24年4月2日現在)

地区数        8地区
戸数         573戸

※新地町にある8カ所の仮設住宅には町外から避難された166世帯の原発被災者の方が生活されています。