東日本大震災対策室

■2012年7月以降の「小名浜聖テモテ・ボランティアセンター」の体制について■

今までのボランティア受け入れ・派遣を終了し、地元のボランティアを中心とした活動に移行することとなりました。そのための全体のコーディネートとして木村幸夫司祭(大阪教区・退職)が現地調整者となってくださいます。木村司祭の大阪教区内での礼拝奉仕を神戸・京都両教区で支援することとなり、当教区では2013年5月までの奇数月の第1主日に大阪城南キリスト教会で聖餐式の司式・説教奉仕者を派遣、今月は奥晋一郎司祭が行ってくださいます。また、木村司祭に休暇をとって頂くため偶数月の第2主日の週の一週間、小名浜に現地調整者補助を派遣し、コーディネートを支援します。

◆聖テモテ・ボランティアセンター
http://onahama.jpn.org/

■「東北の子どもたちを京都教区内の諸キャンプにお招きします」■

今年は東北教区だけでなく「いっしょに歩こう!プロジェクト」を通して、被災地の一般の子どもたちにも呼びかけをしています。教区の小学生キャンプ、J'sキャンプ、その他各教会の諸キャンプで受け入れを予定しています。また、東日本大震災によって京都市内に転居してきた子どもたち(小学生)を招待して、8月20日(月)~22日(水)北小松研修所にて『やんちゃーずキャンプ2012』を行います。

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■小名浜 聖テモテ・ボランティアセンター活動はじまる■

6月末に日立ボランティアセンターでの活動を終了し、その後新たに第二期の活動として8月23日から京都・大阪・神戸の三教区と北関東教区で、小名浜聖テモテ教会をベースに「聖テモテ・ボランティアセンター」として活動を再開いたしました。活動期間は2012年6月末までの予定。日立と同様、三教区交代で現地担当者をおくり、9月は京都教区が担当となっております。対策室室長の藤原健久司祭と、数名の聖職・信徒が交代で滞在します。また、小名浜で活動くださるボランティアを募集しております。募集要項や参加申込は聖テモテ・ボランティアセンターのホームページをご覧ください。

◆聖テモテ・ボランティアセンター
http://onahama.jpn.org/

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■対策室だより(pdfファイル)■

>>対策室だより第16号
>>対策室だより第15号
>>対策室だより第14号
>>対策室だより第13号
>>対策室だより第12号
>>対策室だより第11号

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■やんちゃーずキャンプ2011■

京都市内に震災で自主避難されている小学生を対象としたキャンプです。すでに京都災害ボランティアセンターに依頼し、京都に転居されている方に案内していただいております。
日程:8月23日(火)~25日(木)
場所:京都復活教会 北小松研修所
定員:40名(小学3年生以上)

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■京阪神聖公会日立ボランティアセンター■

4月から始められていた、関西三教区(神戸、大阪、京都)協働の日立聖アンデレ教会(日立ボランティアセンター)を拠点とした日立・いわき市地域の救援活動は、当初の予定通り6月30日をもって終了し、センター機能を移動することになりました。7月からの活動は管区の「いっしょに歩こう!プロジェクト」の一部に加わることになり、「聖公会いわきボランティアセンター」として新たに活動いたします。なお、日立ボランティアセンターの終了感謝式が6月30日(木)10時30分から日立聖アンデレ教会で行われます。

■夏の活動企画■

京都教区震災対策室では、夏に次の活動を予定し準備を進めています。
①東北教区の子どもたち・青年リーダーの方々を京都教区の夏のさまざまなキャンプにお招きする。
②京都に避難してきている子どもたちのためのキャンプを行う。
③東北教区の幼稚園などの先生たちを、慰労のために京都にお招きする。
これらの活動のために、教区にお送り頂いた支援のための献金の一部を用います。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

■震災対策室現地報告会■

震災対策室現地担当者として、4月から仙台で物資運搬等の活動をしている岩本翔太さんからの現地報告会を、7月8日(金)19時から教区センターで行います。

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■京阪神聖公会日立ボランティアセンター■

京阪神聖公会日立ボランティアセンターの担当が、大阪教区から京都教区に引き継がれます。担当期間は6月10日~30日で、その期間、室長の藤原司祭が責任者として滞在し活動します。室長の補佐メンバーとして次の方が参加します。
6月 7日~13日:出口崇執事
6月13日~17日:小林聡司祭
6月21日~25日:谷口寛教務所主事
6月25日~30日:黒田裕司祭

また、小名浜聖テモテ教会への主日礼拝奉仕には、6月5日に三浦恒久司祭、6月19日に宮嶋眞司祭が行ってくださいます。

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■ボランティアのお知らせ(特に40歳以下の方)■

日本キリスト教団京都教区では、「東日本大震災被災者支援ボランティア」登録・派遣事業を行っておられます。仙台を中心としたボランティア活動です。この活動は日本キリスト教団の信徒の方だけでなく、誰にでも開かれた形で登録・派遣がされています。聖公会の信徒や関係者でも参加できます。
現在、聖公会では「京阪神聖公会日立ボランティアセンター」が活動をしていますが、現場が主に福島県小名浜地域のため40歳以下の方は現場で活動できません。
今回案内するボランティアは年齢に関係なく参加できます。ボランティアを希望される方は以下のリンク先にあるファイルを良く読んで、各自で申し込んでください。

◆ボランティア登録募集の案内
https://files.me.com/ryotak/8hk7oq
◆ボランティア登録フォーム
https://files.me.com/ryotak/cdwq7h

聖公会京都教区の信徒・関係者で申し込まれる方には、ボランティア保険は教区から加入します。保険料も教区で支出します。そのために「ボランティア登録フォーム」を聖公会京都教区教務所にも提出してください。数日後には登録が完了しますので、教務所まで保険証を取りに来てください。
「ボランティア登録フォーム」の提出は、聖公会からの参加者を把握し、今後の聖公会と日本基督教団との協力関係にも役立つものです。必ず提出してください。

その他は、日本キリスト教団京都教区の指示に従ってください。

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■東北教区の子どもたちを、京都教区の諸キャンプにお招きします■

主の平和をお祈りいたします。
震災が発生して2ヶ月半が過ぎました。徐々に生活が回復しつつある地域もある一方で、未だに水道が通っていない地域や、毎日の食事にも事欠く人々がおられるとのことです。
京都教区では今まで微力ながら支援活動を行ってきましたが、このたび次のような活動を企画しました。
それは、東北教区の子どもたちを京都教区の諸キャンプにお招きする、というものです。
京都教区では教区教育部キャンプを初め、長い歴史を持ち、多くのノウハウを蓄積したキャンプが行われています。キャンプの中で子どもたちも、そして子どもたちに奉仕するスタッフたちも成長してきました。これらの中から教役者になった人も少なくありません。
東北教区の子どもたちを京都教区のキャンプにお招きし、一緒にキャンプを楽しむことによって、共に元気になって、信仰を深めることができればと思います。そして震災のことを覚え、被災地の人々と共に歩む力を得られればと思います。

「受け入れてくれるキャンプを募集します」
現在の所、教育部の小学生キャンプと中学生・ジュニアユースキャンプ(今年は合同で開催)は受け入れる予定です。参加者の選択の幅を広げるためにも、受け入れてくれるキャンプを募集いたします。受け入れに際しては次のように考えています。

*費用はすべて教区で負担します
東北からの参加者の交通費・滞在費・キャンプ参加費はすべて教区で負担します。財源は今まで教区でお預かりしている震災被災者支援の献金の一部を用います。

*受け入れ人数は数名、引率者、リーダーも含めます
今回、受け入れ人数を全体で15名といたします。それぞれのキャンプには5~10名ほど、引率者やキャンプのスキルを学びに来たリーダーも含めて受け入れをお願いします。

*キャンプ前後の宿泊、その間のお世話をお願いします
遠方から来られるので、キャンプ当日だけでなくその前後の宿泊も必要だと思われます。宿泊費用、食費等は教区で負担しますので、ホテルの予約や食事の手配、また場合によっては周辺地域の観光などのお世話をお願いします。

受け入れてくださる教会は、6月6日(月)までに金沢聖ヨハネ教会の矢萩司祭までお申し入れ下さい。その際、キャンプ日時・場所・例年の参加人数(子ども・スタッフそれぞれ)・内容、などをお知らせ下さい。
どうぞこの企画が有意義なものとなりますように、お祈り・ご協力をお願いいたします。

■被災者支援献金についての中間報告■

主の平和をお祈りいたします。
対策室は3月14日に立ち上げられ、微力ながら被災者支援の働きをしてきました。活動内容については毎週末に発行される「対策室だより」、教区ホームページ内にある震災関連ページ、ブログで報告しております。また折々に教区報「つのぶえ」でも報告しております。
対策室立ち上げ当初より被災者支援のための献金を預かって参りました。献金の総額は5月20日現在で65件、1,901,552円となっています。献金の用途につきましては「すべて被災者支援のためとし、対策室経費などには使いません」としてきました。現在までの所、対策室員が無償の奉仕をしてくださっていること等もあり経費は全くかかっていません。
震災関連の支出は、5月20日現在で総額1,028,196円となっています。 この中には管区から補填される部分もあり、最終的に献金からどれだけ使わせて頂くかはまだ確定していません。とりあえず「教区災害緊急基金」より支出し、ある時期が来たら献金から補填しようと考えています。
震災発生から2ヶ月半が経ちました。被災地の復興にはまだまだ長い時間が掛かると思われます。今後の献金の用途について対策室では次のように考えています。

1)現在までの活動の継続にかかる費用
震災発生初期に於いては支援物資の購入と運搬が活動の中心でした。現在は日立ボランティアセンターにボランティアを派遣することが中心になっています。また、対策室現地担当者として岩本翔太さん(京都聖マリア教会信徒)を仙台に派遣しています。今後は物資だけでなく心のケアなどの支援も必要とされると思います。物心両面の支援活動、ボランティアの派遣等を中心とした活動のため、献金を用いたいと思います。

2)「東北教区の子どもたちを京都教区の諸キャンプにお招きします」にかかる費用
被災者支援活動の一環として上記の企画を考えています。東北教区の子どもたちをお招きし、共にキャンプを楽しむことを通して共に元気になり、信仰を深め、そして震災のことを覚え、被災者の方々と共に歩む力を得られればと考えています。東北からの参加者の交通費、滞在費、キャンプ参加費を全額京都教区で負担します。そのために献金の一部を使わせて頂きたいと考えています。

3)その他
被災地の状況の変化により、新しい活動を展開する時が来るかも知れません。また「義援金」のような形で献金をお捧げすることもあるかもしれません。適時判断して献金を用いたいと思います。

今後も献金はお預かりします。随時、教務所までお届け下さい。また、日本聖公会管区事務所を初め、多くの団体も献金を受け付けています。どちらにお捧げするかは各教会・各個人の判断で自由にお捧げください。
今後も対策室の活動のためにお祈り・ご協力下さいますよう、よろしくお願いします。

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■対策室だより(pdfファイル)■

>>対策室だより第10号
>>対策室だより第9号
>>対策室だより第8号
>>対策室だより第7号
>>対策室だより第6号
>>対策室だより第5号
>>対策室だより第4号
>>対策室だより第3号
>>対策室だより第2号

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■ボランティアの受付について■

いつも対策室の活動にご理解、ご協力下さいましてありがとうございます。
東日本大震災に際しまして、京都教区からも多くのボランティアの方々が現地で奉仕してくださっています。現在、京阪神聖公会日立ボランティアセンターがボランティアの受け入れをしていますが、改めてボランティアの受付手順についてお知らせいたします。

ボランティア受付手順
1.ボランティア希望者は日立ボランティアセンターに問い合わせ、日程と内容を調整する
2.「ボランティア受付票」に必要事項を記入し、京都教区教務所に提出する
3.教務所から日立に「ボランティア受付票」を提出する
これで受付完了です。

*日立でのボランティア受付は、原則40歳以上です。40歳未満の方の活動もありますが、担当者のサポートなどボランティアセンター内部での活動など、限られたものになります。
*ボランティア対象者は、教役者・信徒・関係者となります。信徒でない方でも参加することができますが、牧師からの推薦が必要です。推薦書等は不要ですが、「ボランティア受付票」に教会名を明記し、教会の牧師はボランティアを把握しておいてください。

>>ボランティア受付票(pdfで開きます)
>>ボランティア心構え(pdfで開きます)
>>ボランティア申込者へ(pdfで開きます)

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■現地ボランティア募集■

A.【対象】40歳以上の方【場所】「いわき市小名浜地区災害ボランティアセンター」
【内容】
①傾聴ボランティア:避難生活の長期化によるストレスを被災者が話すことによって軽減することを支援します。ボランティアは被災者の方々からじっくりとお話を伺います。
②片付けボランティア:がれき撤去・泥かきだし・家財道具運搬などの作業をお手伝いして頂きます。
③その他:平日に幼稚園児と交流 劇や歌、ゲームなど出来る方

B.【対象】年齢は問いません
【内容】
①日立ボランティアセンターの事務、食事作りなど、センターの維持・管理
②センター近辺の家屋の修理、かたづけ、支援物資の整理、教会、幼稚園などの整備

A・Bとも【募集期間】2011年4月28日(木)~6月30日(木)
教務所までお尋ねください。宿泊場所・食事、センターまでの交通費・災害保険は教区が負担します。

■京都教区からのボランティア活躍!!■

○4月25日~29日まで藤原健久司祭と韓相敦司祭(27日まで)とスコットマーレー司祭が日立ボランティアセンターへ行ってくださいました。教会屋根や信徒宅の修繕、現地調査、炊き出し準備など様々お働きくださいました。お疲れさまでした
○京都聖三一教会の信徒が連休期間中、日立ボランティアセンターで救援活動されました。
○奈良基督教会の信徒が5月2日~8日まで現地でボランティア活動をしておられます。

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■再び仙台へ■

4月14日から仙台で活動されていた岩本翔太さんが21日京都に帰って来られました。被災地訪問や荷物整理に活躍くださり、仙台の教会の青年たちとの交流も深めてこられたとのことです。お疲れさまでした。そして、25日から再び仙台でのボランティア活動のために出発されました。

■日立・いわき地域 京阪神3教区協働プロジェクト■

4月19日、北関東教区日立聖アンデレ教会で京阪神ボランティアセンターの開所式が行われました。4月25日~29日まで藤原健久司祭と韓相敦司祭とスコットマーレー司祭が、センター立ち上げのお手伝いに行ってくださいます(韓司祭は27日まで)。

■京都教区震災対策室のブログ開設■

京都教区震災対策室では、新しくブログを立ち上げました。今後、現地での活動報告などを掲載していきたいと思います。是非ご覧ください。

nskk-kytsinsai.blogspot.com

なお、教区ホームページ内の対策室コーナーも引き続き継続します。こちらにはお知らせや詳しい報告などを掲載していきます。

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■救援物資運搬の報告■

>>報告はこちら(pdfで開きます)


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■東日本大震災ボランティアの祈り■

震災対策室で「ボランティアの祈り」を作成しました。ご活用ください。(「△△」にボランティア活動される方のお名前を入れてお祈りください)

出発前の祈り
どのような苦難の中でも私たちが互いに支え合い仕え合うことを望みまた働きかけてくださる主なる神様、東日本の地震や津波、また、放射能の脅威によって不便な生活を強いられ、心身両面で大きな支えを必要としている人々の思いに私たちがいつも寄り添うことができますようにお導きください。
△△さんに東日本大震災被災者のためのボランティアの良き志をお与えくださり感謝いたします。どうか今、被災地へと出発する△△さんの身と心をお守りくださり、その目的を正しく達成し、健やかに帰還させてください。常に無理なく行動し、活動の中で出会う事柄に心を痛めるような時にも、その思いを顧み、慰めをお与えくださいますように、主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン

ボランティア活動中の就寝前の祈り
(一日の中で出会った人や出来事を具体的に思い起こしながら)
主なる神様、今日一日の活動を見守ってくださったことを感謝いたします。今日も改めて被災した方々の悲しみや不安な気持ちに気がつくことができましたが、私自身はとても小さく、その方々の気持ちに十分に寄り添うことができません。どうかあなたがお一人お一人の思いを受け止め、今晩安らかな眠りをお与えくださいますように。また、私も明日の活動(帰路)に備え、穏やかな心を持って十分に休むことができますように。私たちの救い主イエス・キリストによってお願いいたします。 アーメン

無事帰った時の感謝の祈り
私たちをいつも支えお恵みを豊かにくださる主なる神様、東日本大震災のボランティア活動に行っておられた△△さんが今ここに無事戻ってこられました。今までのお導きとお守りを心より感謝いたします。△△さんが経験されたことや心の思いをすべてあなたが受け止めてくださり、またそれらを少しでも私たちが分かち持つことができますように。また、この経験が△△さんにとって豊かな心の糧となり、今後の歩みの力の源の一つとなりますように。私たちの教会のかしらであり導き主である主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン

それぞれの祈りの後に、主の祈りと祝祷を加えて用いてください。
主の祈り 「天におられる―」
祝祷   「主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが私たちと共にありますように。アーメン」

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■「日本聖公会各教区対策本部担当者の会」報告(藤原司祭より)■

4月12日に行われました管区での会議報告をいたします。
1)東北教区、加藤主教様から
*まだ「被災中」であり、「手つかず」の被災地も多い。
*各教区による礼拝奉仕支援に感謝。
*釜石、磯山、小名浜については、教会、幼稚園・保育園を通して地域との交わりが深いので、今後も地道に関わりを続けてゆきたい。
*仙台圏を含む地域に大規模な被災者支援活動を行いたいが、東北教区だけの力量では困難。管区レベルの主体的な活動を望む。
*物資について。一旦支援物資リストを見直し、後日第2陣をお願いする。
*ナザレの家(元ナザレ修女会仙台支部)と青葉静修館はボランティアの宿泊可能。
*室根聖ナタナエル教会が激甚な被災地気仙沼、陸前高田に近いところにある。活動の宿泊地との可能性がある(現在はまだ使われていない)。

2)各教区の支援活動
*北海道教区:釜石の教会を拠点に支援活動を行っている。教役者常駐。
*北関東教区:郡山の礼拝奉仕。日立の拠点提供。
*東京教区、横浜教区:秋田の礼拝奉仕。
*京都教区、大阪教区、神戸教区:日立を拠点した活動。
*京都教区、大阪教区:仙台での物資整理、運搬。(常時2名)

3)管区「大震災復興本部(仮称)」の設置について
*仙台に拠点を持ち、被災者支援活動を行う。
*現在、東北教区の対策本部が置かれている教区会館(仙台基督教会に隣接)に近いところに事務所を借り、東北教区と連携を取りながら支援活動を行う。
*各教区からスタッフを集める。専従者を1~数名置く。
+以上のことが計画されています。現在、具体的な方策について検討中です。

■京都教区の活動について■

〈1〉「日立・いわき地域 京阪神3教区協働プロジェクト」
目的:京阪神3教区が一致協力して、北関東教区日立聖アンデレ教会を基地として、いわき市以南地域被災者への救援活動を実施する。合わせて、東北教区小名浜聖テモテ教会の主日礼拝に聖職を派遣する。
*第1期プロジェクト:2011年4月19日~6月30日
*事務局を大阪教区に置く(事務局長:原田光雄司祭)
*基地指導者は3教区の聖職とし、各教区は以下の日程で聖職を派遣する。
  神戸教区:4月25日~5月20日
  大阪教区:5月20日~6月10日
  京都教区:6月10日~6月30日
*各教区担当者がボランティアを募集し、事務局調整の後、基地に派遣する。
*4月19日に、日立聖アンデレ教会にて開所式を行う。
*小名浜聖テモテ教会主日礼拝奉仕(第1,3主日)担当教区
  4月:神戸教区、5月:大阪教区、6月:京都教区

〈2〉仙台での支援物資整理・運搬ボランティア
*大阪教区と協働して、常時2名ずつ、ボランティアを派遣する。

■現地ボランティア募集■

1)支援物資整理、運搬ボランティア
活動および宿泊場所:仙台基督教会(東北教区震災災害対策本部)および、仙台周辺。
活動期間:4月28日(木)以降のいずれかの時期で1週間程度。
*大阪教区と協働で、常時2名ほどのボランティアを派遣したいと考えています。全国から送られてきた支援物資を、仙台周辺の集積基地で整理し、必要に応じて避難所などに届けます。

2)日立・いわき地域でのボランティア
宿泊場所:日立聖アンデレ教会(北関東教区、茨城県)
活動場所:いわき市(福島県)以南の被災地域。
活動内容:被災者支援(内容未定)
活動期間:4月25日(月)以降のいずれかの時期で1週間程度。
条  件:40歳以上であること(放射能の影響を考慮して)
*神戸教区、大阪教区、京都教区が協働して、日立・いわき地域の救援活動を行います。詳しい活動内容は、19日以降のリサーチの上決定されます。

1),2)に関しては、教区より交通費、食費を支給します(教区で定めた基準に基づいて支給します)。ボランティア保険は教区から掛けます

■京都教区からのボランティア活躍!!■

京都聖マリア教会信徒の岩本翔太さんが、4月14日から仙台にてボランティアとして活躍されています。
東北教区会館にある災害対策本部を中心に、ナザレの家での支援物資の整理、また避難所などへの物資運搬の活動をされています。その間に誕生日を迎えられ、東北教区の対策本部スタッフの皆さんがお祝いをしてくださったそうです。21日に一旦京都に戻られますが、これからもボランティアをしてくださるものと期待しています。
【※追記】
4月12日~14日まで、奈良基督教会信徒二名が中部教区の方と共に、名古屋から東北教区の対策本部と気仙沼まで物資の運搬と搬入に行ってくださいました。

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■教区震災対策室先遣隊の報告(出口崇執事より)■

>>報告はこちら(pdfで開きます)


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京都教区震災対策室より、緊急連絡【4月5日】

(第1次)支援物資について、京都教区センターへの持ち込みは4月11日(月)で一旦中止します。
中部教区センターも集積場としての受け入れを4月15日(金)で中止されます。その後は中部教区センターに送らないで下さい。
*現場の状況は刻々と変わります。4月1日に管区で行われた対策会議で、現在の物資収集を4月15日で一旦終了し、必要な物資のリストを見直しが行われることになりました。
*物流の状況も改善されてきました。今後は直接、東北教区に送ることになると思います。 後日、第2次支援物資が呼びかけられます。そのときには協力をお願いします。

〔ご報告〕
+今まで集めて下さった物資は、多くの方々のご奉仕によって3回に分けて中部教区センターに運搬しました。ありがとうございました。
+4月4日-7日、藤原対策室長と出口崇執事が京都教区先遣隊として現地入りします。(小名浜、仙台)

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■提供できるものはありませんか■

*住宅(被災された方々の一時滞在用)
*自動車(数日~1週間程度貸してもらえるもの。物資やボランティアの運搬、現地での活動のため。)
*ユンボ等建築用機械
*ガソリン携行缶、プロパンガス用コンロ
等々。
提供していただけるものがあれば連絡してください。
いずれ必要な時に提供をお願いするかもしれません。

■献金をお願いします■

改めて、献金をお願いします。
当面の間「被災者救援献金」として、教会の信徒だけでなく、被災された方々すべてを対象に行うものです。用途としては、以下の通りです。
 1)義援金として。(主に管区を通して)
 2)支援物資の購入のために。
 3)ボランティア派遣のために。
当面は、1),2)の用途に用います。3)は今後、計画されると思います。 献金はすべて被災者支援のために用い、そのほかには用いません。「教区震災対策室」の経費等は他の教区会計より支出します。

*いずれ状況が落ち着いてきましたら、聖公会の教会の再建や聖公会の信徒の生活再建のための「復興支援献金」に移行すると思います。その際には新たに献金をお願いします。
*管区からも各教会に献金のお願いが来ています。管区と教区のどちらに献金するかは、各教会の自由な判断にお任せします。
*献金の中から5万円分の物資を購入しました。3月25日に藤原司祭が中部教区センターに運搬しました。

■お祈りください■

被災者の方々のためにお祈りください。高地主教様作成のお祈りを積極的にお使いください。

東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の被災者のため
苦しみ悩みの内にある人々に憐みのまなざしを常に向けてくださる主なる神様、わたしたちに心を合わせ共に祈る時をお与えくださることを感謝いたします。3月11日の激しい地震、津波で被害を受けた東北や関東地方の人々のために祈ります。恐怖と孤独の内に命を落とした人々をどうかあなたが顧みてくださり、み手の内にその魂を抱き慰めをお与えください。家族を失った人々、家族の消息がいまだに分からない人々は、不安と絶望の内に日々を過ごしています。どうか一日も早く穏やかに眠れる時をお与えください。また、地震や津波で恐ろしい経験をした人々は心に深い傷を負ったまま不便な生活を強いられています。その中でも特に病気の人やしょうがいのある人々、高齢の方々、外国人の方々をお守りください。このような時にこそ被災地でも遠く離れた私たちも、社会の中で弱い立場にある人々の思いを大切にし、少しでも寄り添うことができますようにお導きください。被災した人々が日常生活を取り戻すには長い年月がかかると思われますが、私たち教会に集う者がそのことを忘れることなく支えていくことができますように。主イエス・キリストのみ名によってお祈りいたします。アーメン

*3月29日より毎週火曜日12時15分から、聖アグネス教会において「昼の祈り―東日本大震災被災者の方々を覚えて―」を行います。どうぞご参加ください。

■事務局より■

3月24日に第1回事務局会議を行い、対策室事務局の活動を始めました。事務局員として野本武兄(京都聖マリア教会)、小仲宏兄(京都聖三一教会)がご奉仕くださることになりました。
事務局を教務所内に設置し、毎週月曜日の10時から16時まで開設いたします。それ以外でも、いつでも教務所または室長の藤原司祭までご連絡ください。


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