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【海外出張報告】 | |||
全聖公会首座主教会議によって立てられた 「貧困と貿易に関する特別委員会」報告 |
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司祭 輿石 勇(特別委員会委員) | |||
1.日時 2003年9月4日(木)〜6日(土) | |||
2.場所 カンタベリー大聖堂国際研修センター | |||
3.委員(出席者、報告者を除く) | |||
Dr.Peter S.Heslam (UK), Ms.Stephanie McIntyre (NZ) | |||
Most Rev.Njongonkulu (S. Africa), Ms. Cynthia Patterson (Canada), | |||
Rt.Rev.Luiz Prado (Brazil), Ms.Jere Skipper (USA) | |||
Ms.Hellen Wangusa (Uganda), Rev.Jermiah G.S.Yang (Korea) | |||
Archdeacon Taimalelage Tuatagaloa Matalavea (UN Observer) | |||
Rev. Canon Brian J. Grieves (Staff,USA) | |||
4.本委員会開催までの経過 | |||
1998年ランベス会議は、重債務最貧国とされる国々に属する多くの姉妹教会の声に答えて、「国際債務と経済正義」に関する声明と行動への呼びかけを決議した(決議l−l5)。その後、1999年ソウルで開催された全聖公会正義と平和ネットワークの集会の提案をも受けて、同年スコットランドで開催されたACC−11は、前記ランベス決議の実施を決議した。これを受けて、2001年アメリカのカヌーガで開催された首座主教会議は、国際累積債務に象徴される貧困の減少を目指した行動計画を策定したが、より緊急性の高いHIV/AIDSとの取り組みという課題が優先されることとなった。このようにして、本年ブラジルで開催された首座主教会議で、ACC−14(2005年開催予定)に報告することを目標に本委員会を発足させることとなった。 | |||
5.本委員会の課題 | |||
カンタベリーにおける本委員会の初会合においては、当然のことながら、本委員会の課題を明確化することが議論の中心となったが、それは以下の通りである。 | |||
a. | 2004年の降臨節を目途に、小論文集を作成する。 | ||
b. | この小論文の執筆者は全聖公会の地域、性などの多様性を考慮して委嘱する。 | ||
c. | 小論文集の読者は、全聖公会の全教区の指導者とする。 | ||
d. | 論文集作成の目的は、全聖公会のグローバリゼーションに関する活動に神学的基礎を提供することに置く。既に出版されているWCCなどのものを推奨しつつ、聖公会固有の神学的視点を大切にする。 | ||
e. | たとえぱ、以下の事項を所収項目とする−「交わりとしての教会」、「サクラメント(パンとぶどう酒)」、「洗礼(水)」、「受肉(知的所有権や膨大な貧困者数や希望の持てない状況など、生命の商品化)、10分の1献金(0.7パーセント献金、トービン税)、ヨベル年の神学(国連のミレニアム開発目標、国際累積債務削減) | ||
以 上 |
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