顕現後第六主日 2014年2月16日(日)

 

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マタイによる福音書 5:21-37

 
腹(はら)を立(た)ててはならない
 21あなたがたも聞(き)いているとおり、昔(むかし)の人(ひと)は『殺(ころ)すな。 人(ひと)を殺(ころ)した者(もの)は裁(さば)きを受(う)ける』と命(めい)じられている。 22しかし、わたしは言(い)っておく。 兄弟(きょうだい)に腹(はら)を立(た)てる者(もの)はだれでも裁(さば)きを受(う)ける。 兄弟(きょうだい)に『ばか』と言(い)う者(もの)は、最高法院(さいこうほういん)に引(ひ)き渡(わた)され、『愚(おろ)か者(もの)』と言(い)う者(もの)は、火(ひ)の地獄(じごく)に投(な)げ込(こ)まれる。 23だから、あなたが祭壇(さいだん)に供(そな)え物(もの)を献(ささ)げようとし、兄弟(きょうだい)が自分(じぶん)に反感(はんかん)を持(も)っているのをそこで思(おも)い出(だ)したなら、24その供(そな)え物(もの)を祭壇(さいだん)の前(まえ)に置(お)き、まず行(い)って兄弟(きょうだい)と仲直(なかなお)りをし、それから帰(かえ)って来(き)て、供(そな)え物(もの)を献(ささ)げなさい。 25あなたを訴(うった)える人(ひと)と一緒(いっしょ)に道(みち)を行(い)く場合(ばあい)、途中(とちゅう)で早(はや)く和解(わかい)しなさい。さもないと、その人(ひと)はあなたを裁(さい)判官(ばんかん)に引(ひ)き渡(わた)し、裁(さい)判官(ばんかん)は下役(したやく)に引(ひ)き渡(わた)し、あなたは牢(ろう)に投(な)げ込(こ)まれるにちがいない。 26はっきり言(い)っておく。 最後(さいご)の一クアドランスを返(かえ)すまで、決(けっ)してそこから出(で)ることはできない。」
 
姦淫(かんいん)してはならない
 27「あなたがたも聞(き)いているとおり、『姦淫(かんいん)するな』と命(めい)じられている。 28しかし、わたしは言(い)っておく。みだらな思(おも)いで他人(たにん)の妻(つま)を見(み)る者(もの)はだれでも、既(すで)に心(こころ)の中(なか)でその女(おんな)を犯(おか)したのである。 29もし、右(みぎ)の目(め)があなたをつまずかせるなら、えぐり出(だ)して捨(す)ててしまいなさい。 体(からだ)の一部(いちぶ)がなくなっても、全身(ぜんしん)が地獄(じごく)に投(な)げ込(こ)まれない方(ほう)がましである。 30もし、右(みぎ)の手(て)があなたをつまずかせるなら、切(き)り取(と)って捨(す)ててしまいなさい。 体(からだ)の一部(いちぶ)がなくなっても、全身(ぜんしん)が地獄(じごく)に落(お)ちない方(ほう)がましである。」
 
離縁(りえん)してはならない
 31「『妻(つま)を離縁(りえん)する者(もの)は、離縁(りえん)状(じょう)を渡(わた)せ』と命(めい)じられている。 32しかし、わたしは言(い)っておく。 不法(ふほう)な結婚(けっこん)でもないのに妻(つま)を離縁(りえん)する者(もの)はだれでも、その女(おんな)に姦通(かんつう)の罪(つみ)を犯(おか)させることになる。 離縁(りえん)された女(おんな)を妻(つま)にする者(もの)も、姦通(かんつう)の罪(つみ)を犯(おか)すことになる。」
 
誓(ちか)ってはならない
 33「また、あなたがたも聞(き)いているとおり、昔(むかし)の人(ひと)は、『偽(いつわ)りの誓(ちか)いを立(た)てるな。 主(しゅ)に対(たい)して誓(ちか)ったことは、必(かなら)ず果(は)たせ』と命(めい)じられている。 34しかし、わたしは言(い)っておく。 一切(いっさい)誓(ちか)いを立(た)ててはならない。 天(てん)にかけて誓(ちか)ってはならない。そこは神(かみ)の玉座(ぎょくざ)である。 35地(ち)にかけて誓(ちか)ってはならない。そこは神(かみ)の足(あし)台(だい)である。エルサレムにかけて誓(ちか)ってはならない。そこは大王(だいおう)の都(みやこ)である。 36また、あなたの頭(あたま)にかけて誓(ちか)ってはならない。 髪(かみ)の毛(け)一本(いっぽん)すら、あなたは白(しろ)くも黒(くろ)くもできないからである。 37あなたがたは、『然(しか)り、然(しか)り』『否(いな)、否(いな)』と言(い)いなさい。それ以上(いじょう)のことは、悪(わる)い者(もの)から出(で)るのである。」

新共同訳聖書

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牧師コーナー/今週のメッセージ

 

flower pot
また大雪に見舞われましたが、春は確実に近づいています。

◆先週の福音書は山上の教えに続いていました。「わたしが来たのは律法や預言者を廃止するため、と思ってはならない。廃止するためではなく、完成するためである」と宣言し、新しい視点から教えを授けています。今週の福音書で3つの掟を示しています。「殺すな」「姦淫するな」「誓うな」が取り上げられています。神が大切にするのは命を含めての人格全体なのです。兄弟との和解は神との関係の修復なのです。「姦淫するな」(本多哲郎神父訳では「不倫するな」)は心の中に思いがでるところまでひろげますが、結婚関係を壊すことだからでしょう。更に「誓うな」とありますが、誓いは信頼関係があるときは必要ありません。神を持ち出すことは神を利用することです。神を利用しない相互の信頼関係が求められているのです。

牧師 司祭 バルナバ 前田(まえだ) 良彦(よしひこ)
 

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