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日本聖公会各教区報のなかから

 ☆毎月、管区事務所また広報主事宛に送っていただく各教区報等のなかからご紹介しております。

★特集★ 日本聖公会の「今」…
 各教区会での主教報告より(抜粋)

北海道<北海之光>、東 北<あけぼの>、東 京<東京教区時報>、
横 浜<横浜教区報>、中 部<ともしび>、京 都<つ乃ぶえ>
大 阪<大阪教区>、神 戸<神のおとずれ>、九 州<はばたく>、
沖 縄<沖縄教区時報>、



北海道教区報『北海之光』 第533号(2003年12月20日発行)

教区主教告辞 2003年11月23日

…まず北海道教区の宣教を考える上で、大変重要な要素であります人事のことから申し上げます。昨年の教区会でも本告辞で強調いたしましたが、私は教区の最重要課題として、教役者を増やすことを今教区会でも強調しなければならないと考えます。現在の聖職は、主教を含めて11名、教会勤務の聖職候補生が2名。これが現実の数字です。この人数で24の教会の牧会と宣教、また9つの幼稚園・保育園の園長或いはチャプレンにあたることは、北海道教区の広さを考えますと極めて困難であると言わざるを得ません。そのためにも、本年も、すでに定年退職された岡村トシ子司祭、小貫雅夫司祭、桑山隆執事、佐藤信康司祭、寺本睦夫司祭、また今年3月末まで斉藤昭一司祭に牧師館に住むかまたは自宅から通っていただき、嘱託聖職として、ほぼ現役の牧師と同じように働いていただいております。また、上田貞雄司祭、小貫ツマ司祭、三澤康二司祭にも、主日にはいろいろな教会に行って、聖餐式のご用にあたっていただいております。(略)

働き人が少ない現状に対してどのようにしたらよいのでしょうか。まずは、教区・教会を挙げて、聖職に献身する人が与えられるように祈ることです。毎主日の代祷の中にこの祈りの課題を必ず入れていただきますよう各教会の牧師の皆様にお願いいたします。次に、各教会で聖職への献身者を探し、献身を勧めることです。特に各教会を代表して本教区会にお集まりの皆様には、それぞれの責任において、そのように実行していただきたいと切に願います。社会の状況が変化し、教会の牧会・宣教も多岐にわたります。それに応えるためには、いろいろな人材が必要です。必ずしも若い人だけではなく、仕事を持った方や実社会での働きを既に終えた方などにも、教会のご用のために献身していただきたいのです。聖職の養成には時間がかかることを考えますと、聖職への献身者を探すことは、今しなくてはならない急務であることを皆様にも銘記していただきたいと思います。北海道教区のために働いてくださる方を求めて、私は今まで他教区にも呼びかけて参りましたが、このような状況にあっては、その呼びかけを今後は他管区、すなわち外国の諸教会にもしていくことを考えております。そして、最後に、教役者の数がある程度まで増え、教区の人事が適切に行える状況になるまで、北海道教区では信徒の皆様の牧会・宣教の働きが大いに導かれ祝福されることを祈ります。(略)教役者不足について長々と申しましたが、私は、これが現在の北海道教区の最も重要な取り組むべき課題であると考えているということを、皆様にぜひご理解いただきたい…。
                          (以下略)主教 ナタナエル 植松 誠

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東北教区報『あけぼの』 第90巻12号(2003年12月7日発行)

主教告示 第83(定期)教区会?
 21世紀を迎えた時代の中で、この東北6県という地域において、私たちがどのように聖公会の豊かな伝統に立ちながら、神様の栄光を顕わしていけるのか、これが何よりも根本的な私たちの共通の使命であることをはじめに確認したいと思います。

まず第一に、私はこれからの5年間、10年間が、東北教区にとって、また日本聖公会全体にとってもとくに重要な時期であると認識しています。日本聖公会全体の教勢や組織としての在り方、教会としての日本社会における存在意義をどのように再確認していくのか等、「現状維持」という考え方ではもはや通用しない時代に私たちはいるのであろうと思います。危機的な時代ではありますが、同時に危機はチャンスでもあります。こういう中でこそ、キリスト教信仰、聖公会の信仰の素晴らしさを証していこうではありませんか。(略)

第二に私はそれぞれの教会の礼拝、聖書の学び、さまざまな伝道的・教育的プログラムのあり方について、さらに積極的に、前向きに検討していただくようお願いしたいと思います。東北教区の「現在受聖餐者数1,000人回復」という目標を私は教役者の方に申しました。実質活動信徒数1,000人を目標とすると、まずは約100名、新しい信仰の仲間を得ること、あるいは教会の交わりから離れている兄弟・姉妹を回復することを、「目に見える目標」として掲げたいと思います。そうすると皆様の教会はそれぞれどのような具体的な目標数字を考えることができるでしょうか。ある教会では10名、ある教会では1人かも知れません。問題はそのためにそれぞれの教会が「何をするか」ということです。そこで教会内外の人が参加しやすい聖書の学びの会や、さまざまな伝道的・教育的プログラムについて、また神様の愛を証しする社会的な奉仕活動について、さらに積極的に検討していただきたいと願っています。

教区レベルの修養会、研修会の開催の時期と方法、教区内の青年たちの力と思いをもっと結集させることについても検討を始めようとしていますし、教役者・聖職が共に集まって祈り、黙想し、また研修する機会も、原則年2回は確保したいと願っています。(以下略)

主教 ヨハネ 加藤 博道 

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東京教区時報 第889号付録(2003年12月21日発行)
97(定期)教区会開会演説

…昨年11月の教区会で採択されました「信徒代議員に女性が一層選出されるための方策を実施する件」という決議を各教会の皆様が真剣に受け止めてくださった結果、1年後の今日の教区会にご出席の女性の信徒代議員の方々は、信徒代議員総数の35%を越えることになりました。「…未だし」という感想をお持ちの方もおられるでしょうが、少なくとも、教区で協議し、教区で合意したことに沿ってそれぞれの教会がご努力くださったことに、敬意を表したいと存じます。 

 
(略) 東京教区の多くの教会では、専任・定住牧師が与えられず大きなハンディを抱えています。ですから、時にはいのちがやや弱ってしまうという徴候が表れるのも避けられないことかもしれません。にもかかわらず、2003年は今日までに134人の堅信受領者が与えられました(2001年度は58人、2002年度は116人)。私はこれらの数字を挙げるとき、それを何か私たちの意図した業の達成を表わすものとは考えません。むしろ、教会のいのちに触れてくださった方がこれだけいらっしゃったという望外の喜びの数として受けとっています。教会のいのち、神の国の片鱗を分ち合ってくださる方が与えられるというのは、そのいのちの営みに教区の聖職・信徒の皆さまがそれだけ真剣に参与してくださっていることを示しているものとして、喜びを共にしたいと思っております。(以下略)

                                         主教 植田 仁太郎 

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『横浜教区報』 第464号(2003年12月25日発行)
62(定期)教区会報告

 議長の開会演説の中で、遠藤哲主教は、質問への回答という形で女性の司祭按手とその職務執行について自らの姿勢と立場について、また同性愛者の聖職按手に関してはなお一層の研究と議論が進められていく必要について述べられた。

それに続く常置委員会報告、協働主事会報告は、今回、教区の宣教に関しての質問が多く出された。ことに協働主事会には教区としての宣教に関してその内容を深めようとする質問が集中し、今年の夏に行われた大家族キャンプの報告とあわせて、報告と質問に対する回答だけで大幅に予定時間をオーバーすることとなった。

しかし、教区会が例年、報告と決算・予算で終始するという批判の声がある中で、教区の宣教に関する質問が多く出され、協働主事会が教区の姿勢を明確化することに時間が用いられたことは、今年の教区会の特色といえるものであろうし、内容の深まりという点でなお時間をかけねばならないものであったにせよ、そこに議員・代議員の関心が向けられていったことは有意義なことと思われる。(以下略)

書記長 司祭 イグナシオ 入江 修 

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中部教区報『ともしび』 第368号(2004年2月1日発行)
73(定期) 教区会主教告示

…先日教役者の皆さんに各教会の「世代別現在信徒数」をお尋ねしました。巡回の際におおよそは見当がつくのですが、しかしたまたま出席者が少なかったという場合もありますし、はたして全体がどのような世代に分布しているのか正確に知りたくて、お願いしたわけです。(略)

現在受聖餐者数ですとほとんどが成人になります。しかし「現在信徒」の場合は堅信式を受けていない世代また幼子まで入ります。現在信徒とはアクティブ・メンバーと言いましょうか、何らかの形で現在教会とかかわりを持っている方々で、教会の中心を構成している方々ということになります。グラフにしてみましたら、わたしたちが普段当然のことと考えていることばかりです。女性の方が多いですし、60歳代、50歳代、40歳代がかなりの力を持っています。20歳代が少ない、つまり青年が教会にいないということもわたしたちは知っております。わたしが何故このような資料を提供していただいたかという理由は、?いろいろなことがここから分かると思いますが?、青年たちの年代もそうなのですが、それより下の人たち、すなわち、10歳代と9歳?0歳までがどのくらい現れるか、どのような状況になっているかを見てみたかったのです。

あまりに少ないので驚き、さびしく感じました。幼児洗礼の機会はまだあるのではないでしょうか。わたしたちの命がみ言葉と聖餐によって養われているのです。神はイエス・キリストによってわたしたち人類をみ腕に抱いてくださると宣言できるのです。この福音を次の世代に告げ知らせずにはおられないのではないでしょうか。わたしたちは特に今年から若年層へしっかりと目を向けたいと思います。一人一人の幼子を成人と同じように訪問しましょう。堅信式を受ける年齢もぐっと下がっています。彼らに礼拝の場を提供しましょう。幼いまた若い世代を教会はいかに大切にするか、そのためにはどうしたらよいか各教会で話し合ってください。

例によりまして昨年度の教勢を数字面から申し上げます。現在信徒数は2239名(前年比マイナス24名)、現在受聖餐者数1368名(マイナス25名)、受洗者数は25人(マイナス1名)で、堅信式受領者数は42名(プラス24名)。

主日礼拝出席者数は26691名(マイナス431名)でした。今回は堅信式受領者数の減少に歯止めがかかったのですが、全体的には今年も減少の一途をたどっています。伝道は神がキリストを通してわたしたち教会に与えられた務めです。わたしたち一人一人にそれが与えられていることを再認識しましょう。マイナスがプラスに転じますように。(以下略)
                                     主教 フランシス 森  紀旦 

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京都教区報『つ乃ぶえ』 第537号(2003年12月20日発行)
97(定期)教区会 主教演説

《報告》…昨年の定期総会で「意志決定機関への女性の参画を検討し、実施する件」という議案が可決されました。(略)今日行われる常置委員、総会代議員の選挙におきましても、女性の参画ということを十分に心に留めていただきますようお願いいたします。(略)京都教区と深いつながりのある平安女学院が、財政的に難しい状況にあります。ただ、私たちは平安女学院のことをむやみに憂えるということではなく、常に祈りをもって支え、経過を冷静に見守りたいと思います。平安女学院のため祈りましょう。(祈祷書117頁の祈り)

《教区の今後のこと》1.前進方策委員会廃止の議案が上程されています。この委員会からは1996年に報告が出されましたが、当時としてはこの報告を承認するに留まりました。時期として早かったのと、突然の感があったためではないかと思います。今になって考えてみますと、報告にあるような形でないにしろ、教会や人事の配置について、多くの人の理解を得ながら時間をかけて見直していく必要があります。特に、これまでとかく京都や規模の大きな教会偏重と言われてきた人事配置を少しずつでも見直したいと思います。また、規模の小さい教会からこそ喜びがわき起こってくるという幻を現実のことにすることができればと思います。(以下略)

主教 ステパノ 高地  敬 

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大阪教区報 第373号(2003年12月21日発行)
90(定期)教区会 開会演説

…現在、大阪教区には22の教会があり、現役の教役者は、伝道師を含めて17名であります。定住司祭のいない教会は、…(略)このように現役教役者が少ないために、定年退職された先生方にお助けをいただいている次第であります。先程、お話いたしました坪井司祭、松岡司祭には教会に定住して牧会に従事していただき、木川田主教にはこの10月まで、また、名出望司祭、久保道則司祭、山根貞夫司祭、山本登司祭、松山龍二司祭、小池虔二司祭、宗像和雄元伝道師の他に、東京教区から平安短期大学のチヤプレンとして来ておられる岩前宏司祭に主日礼拝の奉仕をしていただいております。(略)

大阪教区の将来を考えます時に、より多くの聖職志願者の出てくることが望まれます。特に、若い人達の中から神に一生をささげようと大きな希望を抱く聖職志願者が待ち望まれます。聖職に志しても聖職になるためには少なくとも5年の歳月が必要であります。各教会において聖職になって欲しいと思う人を祈り求め、見出し、その人のために祈り、語りかけていただきたいと思います。勿論、教区におきましても「召命黙想会」を開催して聖職になる人を祈り求めなければなりません。(以下略)

主教 ヤコブ 宇野  徹 

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神戸教区報『神のおとずれ』 第476号(2003年12月21日発行)
70(定期)教区会 開会演説(要旨)

*在職最後の教区会として、主教様は、この12年間に目標として掲げた4点についての総括をされました。
@ 教役者の定期的な異動
  教会、教役者の協力を得まして、実施することが出来ました。

A 教区会館の建設

  教区各教会・信徒の募金、献金をいただき、震災復興支援にも助けられ1996年4月に完成し、その整備と活用をすすめてきました。

B 新伝道地の開拓と伝道区制の見直し

  61定期教区会において倉敷伝道所の設立を認可し、教区の新伝道地に指定。第68定期教区会で「倉敷宣教プロジェクト委員会」を設立、2年間の検討を経て今教区会に「倉敷伝道所宣教委員会設立」の議案が提出され、目標に向かって前進しています。「伝道区制の見直し」については、伝道区単位の自主活動を促進するために、第60定期教区会において伝道区規則の一部を改正し現在に至っていますが、交通網の発達と教役者の減少等で今後更なる見直しが必要と思われます。

C 「神戸教区宗教法人一元化」(略)

 *今ある問題として次の3点を示されました。

@ 「キリストが命じられた使命に忠実な教会に一歩でも近づくために、1年の目標を立てること」。(略)


A 「聖職志願者と信徒奉仕者の発掘と養成」のためのよびかけ。

  1998年から神学塾の信徒教養プログラムが始まり、各教会から多くの信徒が受講され、継続されています。しかし、未信徒、求道者に福音を伝え、信仰に導くことができ、礼拝を補佐し、牧師の牧会を助けることができる知識を学び、実習、訓練を受ける「信徒奉仕者(特任聖職)養成コース」の必要を考え、2002年度の1年間各教会からの推薦者24名の受講者を得て実施いたしましたが、今後に期待したいと思います。2001年の第68定期教区会では「神学生後援会」の設立が決議、可決されました。(略)現在3人の方が神学校で学んでいます。将来は決して悲観する必要はありません。私たちに必要なことは、「聖職に召される人が増し加わるため」に祈ることです。
B 来年2月11日に主教選挙のための臨時教区会が予定されています。今から祈りをもって準備していただきたいと思います。

主教 ヨハネ 古本 純一郎 

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九州教区報『はばたく』 第400号(2004年1月号)
95定期教区会 教区会ご挨拶(訓辞)

…(来年の)九州教区設立110周年を覚えて、教区の人々が一堂に会して、主イエスの恵みに感謝・賛美する集いが今、準備されています。(略)

  しかし、最近、各教会を訪問して気になりますことは、今まで一緒に礼拝した人々のお顔が徐々に見えなくなっていることです。ある方は神様の御許へ行かれ、またある方は高齢となり教会に出席できない状況となっています。さらに気になりますことは、はじめてお目にかかる人が、極めて少ないことです。礼拝出席者の減少は各教会及び教区の重大な課題となっていることを認めなければならないでしょう。出席者の減少は、教会が人々の求めに応えていない結果であると、謙虚に受け止めなければならないでしょう。

礼拝出席者の減少、後継者(信徒・教役者)不足は世界の聖公会にとって重大な課題であったため、「福音伝道10年」のスローガンのもとに世界の聖公会は伝道に集中しました。(略)しかし福音伝道10年の取り組みの結果は、現状が表している通りです。この取り組みによって「伝道は教会にとって極めて重要な課題である」との認識はできているはずです。これからは実行あるのみです。(略)

九州教区では毎月、ハンセン病問題への理解を深めるための代祷が行われ、また毎年3月には「在日韓・朝鮮民族差別を考える」主日を設けて代祷しています。昨年は「意思決定機関への女性の参画を促す」取り組みを教区会で確認いたしました。しかし、このように人権を意識している教会においても、残念ながら人の尊厳を踏みつけにする出来事が起きています。踏みつけた人は自覚せず、踏みつけられた人は声もだせない状況となることがあります。(略)最近の出来事として、アイレディース宮殿黒川温泉ホテルにおいて元ハンセン病患者であった恵楓園の人々が宿泊を拒否される差別事件が起きました。キリストの体としての教会はキリストの手足となって社会に福音を伝え、人の住む社会をも福音化していく役割がありますが、このような事件が起きるときに、「しなければならないこと」をしてこなかったことを思い知らされました。わたしたちは教会の中だけではなく、社会に対しても人の尊厳を保つ啓発活動を行う役割のあることを改めて自覚させられました。(以下略)

教区主教 ガブリエル 五十嵐 正司 

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沖縄教区時報 第455号 (2003年12月20日発行)
44(定期)教区会 主教告示

…今年度を振り返って、何よりも嬉しいことは、青少年を育てる働きが、少しずつ活発に動きはじめているということです。8月4日から14日まで、教区の中高生8名と大学生のリーダー1名、スタッフ2名が、ハワイ教区を訪問しました。チャン主教をはじめ、訪問教会の行く先々で暖かい歓迎を受け、ぐんと成長して帰って来ました。何よりも、ハワイ教区の若者たちのイエス様の愛に根差した優しい心くばりに包まれ、不安だった言葉の壁も乗り越えて、たくさんの出会いの喜びを体験させていただきました。そして、出発前とは一回りも二回りも大きくなり、自信を付けて帰って来た姿に、一同本当に感動させられました。

この4月より、日曜学校教師の研修が始まっています。毎月1?2回集まって教材研究をし、情報交換、教会に集う子どもたちをどのように受け入れ導くのか、学びを続けています。8月22日?23日には、聖マタイ教会で教区日曜学校キャンプをしました。例年の水泳とレクレーションを中心にした親睦キャンプではなく、今年は、信仰生活を体験し、身に着けることを目標にしたキャンプでした。(略)

このキャンプでも、ハワイへ行った中高生がスタッフとして参加、大きな力になってくれました。日曜学校の子どもたちにとって、身近なお兄さんお姉さんの存在は、大きな喜びです。こうして、教会に幼子から、小学生、中学生、高校生、青年と、どんどん若者が育ち、その輪が広がって行くビジョンを持ちたいと思います。(略)

5月31日、アンセルム目崎甲弌執事が按手され、私たちの働き人に加えられました。教区として、昨年の高良孝太郎司祭按手に続き、こうして聖職が加えられますことは、何よりも心強く、嬉しいことです。

又、朴美賢司祭は、今年の4月から、日曜学校、婦人会のために、教区の嘱託司祭として奉仕してくださっています。さらに今、聖公会神学院で学びをしています岩佐直人聖職候補生も頑張っています。(略)

私たち沖縄教区は、いろんな点で恵まれています。その恵みに感謝しながら、教区内だけに閉じこもるのではなく、外にも目を開き、この恵みを分かち合えるものとなって、本当に恵みを感謝することができるまでに成長できますように、聖霊の豊かなお導きを祈ります。

主教 ダビデ 谷  昌二 


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日本聖公会第55(定期)総会を下記のように招集します。

救主降生2004年2月24日
日本聖公会総会議長
主教 ヤコブ宇野 徹 

日時:
 
2004年5月25日(火)午前11時から

5月27日(木)午後5時まで
場所:  日本聖公会センター(東京教区牛込聖公会聖バルナバ教会)
162-0805東京都新宿区矢来町65番地

                                        以上