聖公会生野センター

聖公会生野センターは2022年に創立30周年を迎えます

聖公会生野センターのホームページ
聖公会生野センターという福音(2022年連合男子会総会での呉光現氏講演動画【ダイジェスト版、12分42秒】)

・聖公会生野センターは1992年、新しい「聖ガブリエル教会」と博愛社「こひつじ乳児保育園」の竣工と共に、生野区小路東において働きを始めました。当時の生野センターはこひつじ乳児保育園と事務所を共有しており、独自の建物は持っていませんでした。2008年に生野センターの新拠点として現在の場所、小路3丁目に移転します。

・旧拠点でも新拠点でも生野センターの働きは変わっていません。一言で表すと「地域が必要とすることをする」と言えます。しかし大きな声ではなく小さな声を大切にしています。行政や他の団体ではカバーできていない事柄に目を向けてきました。

・「のりばん」(「遊び場」の意)は在日一世、二世の方々が集まり昼食をとる場ですが、母国語である韓国語でコミュニケーションをとれる場であり、故郷について語り合える場です。アイデンティティーを確認できる場とも言えます。

・「クリンもだん美術教室」は、地域の方から「自分の子どもは絵を描くことが好きで美術教室に入れてやりたいが障がいを持っていることで受け入れてくれるところがない」との声から「誰でも参加できる美術教室」として始まりました。この働きはデイサービスへと続いていきます。

・やがてデイサービスには多様な人が集うようになります。その当事者から、「土日開いているデイサービスがない」「土日の行き場所がない」との声があがり、生野センターのデイサービスは土日も開所するようになりました。デイサービス利用者と生野センター職員で結成された「なんちゃってジャズバンド」は生野区民まつりでも好評を得ました。

・この他にも、地域で働く他のNPO団体や市民団体と繋がり(生野区NPO連絡会)地域への働きを行なっているほか、地域の教会との繋がりや、プール学院高校生をはじめとする生徒のボランティア受け入れ、韓国語教室、センター初期から続いている落語会(こみち寄席)にいたるまで「地域が必要とする」働きを行なっています。

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