来てください、聖なる霊よ

響かせてください、聖なる風を

輝かせてください、聖なる炎を

6月9日(日)聖霊降臨日(ペンテコステ)

午前7時半~聖餐式
午前11時~み言葉の礼拝
午後2時~教区合同聖餐式(香蘭女学校礼拝堂)


6月16日(日)三位一体主日・聖霊降臨後第1主日

 

午前7時半~み言葉の礼拝
午前11時~み言葉の礼拝


 復活されたイエスさまが昇天された後、弟子たちはエルサレムにとどまり、心をあわせて祈っていました。五旬祭の日が来て(ユダヤの暦では日没から一日が始まります)、弟子たちは一つになって朝まで祈り続けました。朝の9時頃、天から激しい風が吹いてくるような音が響き、イエスさまが約束された聖霊が、炎のような舌となって、一人一人の上に降りました。
 一同は”霊”が語らせるままに、さまざまな国の言葉で神の偉大なみ業を語り、ペトロの力強い証しに3 千人ほどが洗礼を受け仲間に加わったと使徒言行録は伝えています。
 2千年ほど前のこの日、キリスト教会は聖霊に導かれて力強く歩みはじめました。
 私たちは、ペンテコステを教会の誕生日として、世界宣教発端となった日として記念し祝います。イースター、クリスマスとともにキリスト教会がとても大切にしている祝日の一つです。

五旬祭(ごじゅんさい)(ペンテコステ)

ペンテコステは50番目の意味で、ユダヤ教で過越祭の第2日目から満7週目に祝われる7週の祭です。キリスト教では、この日に起きた聖霊降臨を記念して祝うようになりました。復活日(イースター)を第1日とすると聖霊降臨日は復活日から50日目となります。


使徒言行録 2:1-11

聖霊が降る

1()(じゅん)(さい)()()て、一同(いちどう)が一つになって(あつ)まっていると、2突然(とつぜん)(はげ)しい(かぜ)()いて()るような(おと)(てん)から()こえ、(かれ)らが(すわ)っていた家中(いえじゅう)(ひび)いた。 3そして、(ほのお)のような(した)()かれ()かれに(あらわ)れ、一人(ひとり)一人(ひとり)(うえ)にとどまった。 4すると、一同(いちどう)聖霊(せいれい)()たされ、
(れい)”が(かた)らせるままに、ほかの国々(くにぐに)言葉(ことば)(はな)しだした。

5さて、エルサレムには天下(てんか)のあらゆる(くに)から(かえ)って()た、信心(しんじん)(ぶか)いユダヤ(じん)()んでいたが、6この物音(ものおと)大勢(おおぜい)(ひと)(あつ)まって()た。そして、だれもかれも、自分(じぶん)故郷(こきょう)言葉(ことば)(はな)されているのを()いて、あっけにとられてしまった。 7人々(ひとびと)(おどろ)(あや)しんで()った。「(はなし)をしているこの(ひと)たちは、(みな)ガリラヤの(ひと)ではないか。 8どうしてわたしたちは、めいめいが()まれた故郷(こきょう)言葉(ことば)()くのだろうか。 9わたしたちの(なか)には、パルティア、メディア、エラムからの(もの)がおり、また、メソポタミア、ユダヤ、カパドキア、ポントス、アジア、10フリギア、パンフィリア、エジプト、キレネに(せっ)するリビア地方(ちほう)などに()(もの)もいる。またローマから()(たい)在中(ざいちゅう)(もの)11ユダヤ(じん)もいれば、ユダヤ(きょう)への改宗者(かいしゅうしゃ)もおり、クレタ、アラビアから()(もの)もいるのに、(かれ)らがわたしたちの言葉(ことば)(かみ)偉大(いだい)(わざ)(かた)っているのを()こうとは。」 12人々(ひとびと)(みな)(おどろ)き、とまどい、「いったい、これはどういうことなのか」と(たが)いに()った。 13しかし、「あの(ひと)たちは、(あたら)しいぶどう(しゅ)()っているのだ」と()って、あざける(もの)もいた。

新共同訳聖書


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