聖霊 来てください

風の音を響かせて

炎のように、わたしたちの上に

6月4日(日)聖霊降臨日(ペンテコステ)

午前7時半~聖餐式
午前11時~聖餐式
聖餐式後祝会


6月11日(日)三位一体主日・聖霊降臨後第1主日

 

午前7時半~聖餐式
午前11時~聖餐式


 復活されたイエスさまが昇天されて10 日後、五旬祭の日に、弟子たちが集まっていると、天から激しい風が吹いてくるような音が響き、イエスさまが告げられたように、一人一人の上に神さまの約束の聖霊が降りました。
 一同は”霊”が語らせるままに、さまざまな国の言葉で神の偉大なみ業を語り、ペトロの力強い証しに3 千人ほどが洗礼を受け仲間に加わったと使徒言行録は伝えています(下記)。
 2千年ほど前のこの日、キリスト教会は聖霊に導かれて力強く歩みはじめました。
 この出来事を記念するペンテコステは教会の誕生日であり、世界宣教が始まった日でもあります。イースター、クリスマスとともにキリスト教会がとても大切にしている祝日の一つです。

五旬祭(ごじゅんさい)(ペンテコステ)

ペンテコステは50番目の意味で、ユダヤ教で過越祭から50日後に祝われる祭です。キリスト教では、この日に起きた聖霊降臨を記念して祝うようになりました。復活日(イースター)を第1日とすると聖霊降臨日は復活日から50日目となります。


使徒言行録 1:3-11

聖霊が降る

1()(じゅん)(さい)()()て、一同(いちどう)が一つになって(あつ)まっていると、2突然(とつぜん)(はげ)しい(かぜ)()いて()るような(おと)(てん)から()こえ、(かれ)らが(すわ)っていた家中(いえじゅう)(ひび)いた。 3そして、(ほのお)のような(した)()かれ()かれに(あらわ)れ、一人(ひとり)一人(ひとり)(うえ)にとどまった。 4すると、一同(いちどう)聖霊(せいれい)()たされ、
(れい)”が(かた)らせるままに、ほかの国々(くにぐに)言葉(ことば)(はな)しだした。

5さて、エルサレムには天下(てんか)のあらゆる(くに)から(かえ)って()た、信心(しんじん)(ぶか)いユダヤ(じん)()んでいたが、6この物音(ものおと)大勢(おおぜい)(ひと)(あつ)まって()た。そして、だれもかれも、自分(じぶん)故郷(こきょう)言葉(ことば)(はな)されているのを()いて、あっけにとられてしまった。 7人々(ひとびと)(おどろ)(あや)しんで()った。「(はなし)をしているこの(ひと)たちは、(みな)ガリラヤの(ひと)ではないか。 8どうしてわたしたちは、めいめいが()まれた故郷(こきょう)言葉(ことば)()くのだろうか。 9わたしたちの(なか)には、パルティア、メディア、エラムからの(もの)がおり、また、メソポタミア、ユダヤ、カパドキア、ポントス、アジア、10フリギア、パンフィリア、エジプト、キレネに(せっ)するリビア地方(ちほう)などに()(もの)もいる。またローマから()(たい)在中(ざいちゅう)(もの)11ユダヤ(じん)もいれば、ユダヤ(きょう)への改宗者(かいしゅうしゃ)もおり、クレタ、アラビアから()(もの)もいるのに、(かれ)らがわたしたちの言葉(ことば)(かみ)偉大(いだい)(わざ)(かた)っているのを()こうとは。」 12人々(ひとびと)(みな)(おどろ)き、とまどい、「いったい、これはどういうことなのか」と(たが)いに()った。 13しかし、「あの(ひと)たちは、(あたら)しいぶどう(しゅ)()っているのだ」と()って、あざける(もの)もいた。

新共同訳聖書


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