2026年6月7日(日)〜13日(土)は、日本聖公会の「原発のない世界を求める週間」
日本聖公会は、脱原発・反核を大切な宣教課題と位置づけ様々な取り組みを続けてきました。
2020年の第65(定期)総会では、「地球環境のために祈る日* 」から始まる1週間を、
「原発のない世界を求める週間」とすることを決議しました。
原発問題プロジェクトでは、「核といのちは共存できない」ことを胸に刻み、毎年この週間にいろいろな企画を提供しています。
2026年の「原発のない世界を求める週間」は、Zoom対談を企画しています。
* 6月5日の国連「世界環境デー」の直近の主日
原発のない世界を求める週間 2026年企画
Zoom対談
日時: 2026年 6月 13日 (土) 10:00〜12:00
※Zoom配信
※入場無料・申込不要
東京電力福島第一原子力発電所事故から15年経過しました。いまだ事故収束の目処はたっていません。今も故郷に帰還できずにいる避難者が約4万2000人います。「二度とこんなことは起こってほしくない…」という原発事故を経験された方々の切なる思いをよそに、また、事故の教訓などなかったかのように、新たな「安全神話(=フィクション)」がつくられ、再稼働容認に向けた動きが活発になるなど、原発政策が加速されています。
一方で、行き場なく溜まり続けている核のゴミは、現実の問題として深刻です。核のゴミはいったい誰のゴミなのでしょう?
地域に暮らす人々の安全は保障されず、不安を残したまま再稼働問題を押し付けられる自治体、原発の不備や不具合についての電力会社による隠蔽やごまかし、アルプス汚染水放出や海水温度の上昇など、環境に与える影響…。私たちは未来世代への責任として「核といのちは共存できない」ことを訴え、そのために何ができるかを考えなくてはなりません。
今年の週間企画は、長年人権擁護活動や反原発運動、反核運動に関わってこられた名出さんと、中道さん(日本聖公会の信徒)をお招きし、対談形式でお話を聞きます。
ゲスト:名出真一さん
1964年生まれ。大学在学中に大阪の釜ヶ崎、沖縄、地元の被差別部落などに関わる。チョルノービリ原発事故から原発の危険性を再認識し、映画会などを行う。311福島原発事故で原発立地自治体の事をまったく見ていなかった事に気付かされ、伊方現地に通いだす。現在、現地の市民団体「伊方から原発をなくす会」副代表。
ゲスト:中道雅史さん
日本聖公会東北教区青森聖アンデレ教会信徒。青森県内の反核運動、特に核燃料廃棄物の問題に携わりながら、原発をめぐる政策の矛盾を訴え市民運動を牽引してきた。2025年6月、台湾で達成された脱原発の式典に出席。核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会事務局長。大MAGROCK/大間原発反対現地集会実行委員会事務局長。
ファシリテーター:
日本聖公会 正義と平和委員会委員長
原発問題プロジェクトリーダー
主教 長谷川 清純
聖霊降臨後第二主日
2026年6月7日(日)は地球環境のために祈る日です
各教会の代祷で、「地球環境のための祈り」と「原発のない世界を求める祈り」をおささげください。
※祈りのカードも準備しています。ご入用の方は管区事務所へご連絡ください。
地球環境のための祈り
天地万物を創造された主よ。あなたは、すべてのものを造られ、それらをご覧になり『よし』とされ、祝福されました。そして、その管理をわたしたち人間に委ねられました。しかし、東京電力福島第一原子力発電所による災害が示すように、わたしたちはあなたのご命令にそむき、自らの欲望を満たすために自然環境を乱用し、破壊さえしています。今、そのことの故に世界中の多くの人々が苦しんでいます。どうかわたしたちがあなたのご命令に立ち帰り、あなたによって与えられた自然環境を大切に保全し、後(のち)の世代のために残すことができますように。また、原子力発電所による災害など、環境破壊の被害者の苦しみを取り除き、わたしたちの生活を変え、自然と共に生きることができますように。そして、自然を通じてあなたが現されるご栄光を仰ぎ見ることができるようにしてください。
主イエス・キリストによってお願いいたします。 アーメン
〔2022年第67(定期)総会決議第25号〕
原発のない世界を求める祈り
すべてのいのちの源である神よ、あなたはお造りになったすべてのものをご覧になり、良しとされました。そしてわたしたちに、あなたの被造物の本来の姿を守り、地球の生命を維持・再生するために努力する使命をお与えになりました。しかし便利で快適な生活を生み出す安全なエネルギーと言われた原子力発電所は、核兵器の原料となる大量のプルトニウムと放射性廃棄物を作り出し、人びとやすべての被造物の間に犠牲と分断、自然環境の破壊をもたらすものとなっています。どうかわたしたちを致命的な環境破壊に向かわせることなく、神の創造のみ業にあずかり、その保全の働きに参与させ、あらゆるいのちと共存できる持続可能な原発のない世界の実現のために用いてください。主イエス・キリストによってお願いいたします。 アーメン
(2022年原発問題プロジェクト作成)