2023年6月4日(日)〜10日(土)は、日本聖公会の「原発のない世界を求める週間」
日本聖公会は、脱原発・反核を大切な宣教課題と位置づけ様々な取り組みを続けてきました。
2020年の第65(定期)総会では、「地球環境のために祈る日* 」から始まる1週間を、
「原発のない世界を求める週間」とすることを決議しました。
今年は、1週間を通して、Zoomによる祈りのリレーと講演会を企画しました。
* 6月5日の国連「世界環境デー」の直近の主日
6/5(月)
6/6(火)
6/7(水)
6/8(木)
6/9(金)
「祈りのリレー」各日19:00からオンラインにて
6/10(土)
オンライン講演会
「動かすな!六ヶ所再処理工場 ―核のゴミはどうすれば?―」
オンライン講演会の記録
「動かすな!六ヶ所再処理工場 ―核のゴミはどうすれば?―」
講師:山田清彦さん
核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団事務局長
(事務局:青森県八戸市根城9-19-9 浅石法律事務所内)
プロフィール
1957年生まれ、日本一周徒歩旅行(1983年から1986年まで)、元三沢市議会議員、核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団事務局⻑、核燃から郷土を守る上十三地方住⺠連絡会事務局⻑、核燃を考える住⺠の会 代表、核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会事務局次⻑ 他
著書に『下北「核」半島危険な賭け―再処理・核燃サイクルの行く末』(創史社、2003年)、『再処理工場と放射能被ばく―下北「核」半島危険な賭け〈2〉』(創史社、2008年)、共著多数
オンラインプログラムの記録
「祈りのリレー」いのちをみつめる祈りの集い〜原発のない世界を求めて〜
三位一体主日・聖霊降臨後第1主日
6月4日(日)地球環境のために祈る日
各教会の代祷で、「地球環境のための祈り」と「原発のない世界を求める祈り」をおささげください。
※祈りのカードも準備しています。ご入用の方は管区事務所へご連絡ください。
地球環境のための祈り
天地万物を創造された主よ。あなたは、すべてのものを造られ、それらをご覧になり『よし』とされ、祝福されました。そして、その管理をわたしたち人間に委ねられました。しかし、東京電力福島第一原子力発電所による災害が示すように、わたしたちはあなたのご命令にそむき、自らの欲望を満たすために自然環境を乱用し、破壊さえしています。今、そのことの故に世界中の多くの人々が苦しんでいます。どうかわたしたちがあなたのご命令に立ち帰り、あなたによって与えられた自然環境を大切に保全し、後(のち)の世代のために残すことができますように。また、原子力発電所による災害など、環境破壊の被害者の苦しみを取り除き、わたしたちの生活を変え、自然と共に生きることができますように。そして、自然を通じてあなたが現されるご栄光を仰ぎ見ることができるようにしてください。
主イエス・キリストによってお願いいたします。 アーメン
〔2022年第67(定期)総会決議第25号〕
原発のない世界を求める祈り
すべてのいのちの源である神よ、あなたはお造りになったすべてのものをご覧になり、良しとされました。そしてわたしたちに、あなたの被造物の本来の姿を守り、地球の生命を維持・再生するために努力する使命をお与えになりました。しかし便利で快適な生活を生み出す安全なエネルギーと言われた原子力発電所は、核兵器の原料となる大量のプルトニウムと放射性廃棄物を作り出し、人びとやすべての被造物の間に犠牲と分断、自然環境の破壊をもたらすものとなっています。どうかわたしたちを致命的な環境破壊に向かわせることなく、神の創造のみ業にあずかり、その保全の働きに参与させ、あらゆるいのちと共存できる持続可能な原発のない世界の実現のために用いてください。主イエス・キリストによってお願いいたします。 アーメン
(2022年原発問題プロジェクト作成)
オンラインプログラム
6月5日〜9日「祈りのリレー」いのちをみつめる祈りの集い〜原発のない世界を求めて〜
各日19:00〜19:30開催です。
18:45ごろ、Zoomを開きます。音楽が流れますので、ご自由に黙想の時間としてください。
19:00になりましたら、その日のメッセージを聴き、ご一緒に祈りましょう。
6/5(月) |
「今、知り、祈り、行い、祈る」
主教 長谷川清純 (東北教区)
私たちは、原発のない世界が持続可能な地球と人類存続の大前提であると考えています。
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6/6(火) |
「福島在住の生活者の身近な問題として」
浅原和裕(福島聖ステパノ教会)
私たちは今まで原発について良い話ばかり聴かされてきました。でも、そろそろ悪い話ばかりしても良いときが来ました。たくさんぼやきます。
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6/7(水) |
「核のゴミ」「汚染水」〜放射性物質の安全性は〜
尾関敏明(帯広聖公会)
原発を⻑い間運転してたまった「核のゴミ」の処分は、国⺠全体の問題です。福島原発事故による放射能汚染水の海洋放出は、海でつながる世界の問題です。
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6/8(木) |
「こどものいのちと福祉・教育の責任」
司祭 小林聡(大阪教区)
原発の問題は、様々な事柄とつながっています。たとえば乳幼児の保育・教育など、保育園、幼稚園、こども園の最優先課題でもあります。
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6/9(金) |
「宗教者核燃裁判 “いのち”の尊厳の問題として」
池住圭(名古屋聖ステパノ教会)
なんぴとたりとも、そのいのちが脅かされてはならない。脅かしては、尚ならない。宗教者核燃裁判から考え、祈ります。
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Zoom情報
オンライン講演会
6月10日(土)「動かすな!六ヶ所再処理工場 ―核のゴミはどうすれば?―」
14:00〜16:00 ※Zoomによる配信 ※申込不要
講師:山田清彦さん
核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団事務局長
(事務局:青森県八戸市根城9-19-9 浅石法律事務所内)
プロフィール
1957年生まれ、日本一周徒歩旅行(1983年から1986年まで)、元三沢市議会議員、核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団事務局⻑、核燃から郷土を守る上十三地方住⺠連絡会事務局⻑、核燃を考える住⺠の会 代表、核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会事務局次⻑ 他
著書に『下北「核」半島危険な賭け―再処理・核燃サイクルの行く末』(創史社、2003年)、『再処理工場と放射能被ばく―下北「核」半島危険な賭け〈2〉』(創史社、2008年)、共著多数
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