招宴 2012年5,6月号 牧師巻頭言から

 

堅信礼への招き

教会のメンバーとして自覚する


  「先生!わたし、堅信を受けたいのでよろしくお願いします!」と高らかに叫んだ少女。「ん?」と思い顔を見たらMちゃん。お母さんと一緒に頭を下げているではありませんか。神様の招きに素早く応えた少女の願いに応えなければなりません。 キリスト教は人生の生き方です。この生き方を深めるために、 (1)何を信じるか、(2)どのように行動すべきか、(3)礼拝と祈りを理解することが求められます。
  堅信礼を受けるためにはその意味を理解することから始めなければなりません。堅信礼はこの文字の通り「信仰を固めるサクラメント」という意味です。サクラメントというのは「恵みのしるし」という意味です。幼児洗礼であれ、大人の洗礼であれ、神様の救いの恵みに入っているのですから、改めて堅信礼を受けなくても「神の子」とされています。ただ幼児洗礼(赤ちゃんのときに洗礼を受けること)の人は十分な教育がなされているとは言えません。勿論、日曜学校の先生が礼拝と分級や様々な活動でユックリと教育をして下さっていますが、もう少し自覚的な教育が必要なのです。

堅信式に臨む主教と司祭

  祈祷書の入信の式で堅信の式文で次のような宣誓が求められます。(1)生涯キリストに従い、(2)罪を悔い改め、(3)悪魔とその業を捨てる、(4)世を創造した父なる神への信仰告白、(5)人類を贖ってくださった子なる主イエス・キリストへの信仰告白、(6)神の民である人々に生命を与える聖霊への信仰告白。
  今回の堅信志願者の多くは小学校高学年です。この子どもたちの堅信のための準備は日曜学校のベテラン教師であるK先生にお願いしました。聖書、礼拝、教会生活についてK先生に噛み砕いて教えていただいています。教育はこれで卒業ではありません。堅信礼は教会のメンバーとしての卒業ではなく、初めの一歩なのです。学びは堅信礼を受けた時から本格的に始まると言ってよいでしょう。主教さんから手を置いていただく按手によって神様の恵みが働きます。堅信礼を受けた子どもたちはその時々に学びの時が与えられて育っていくことでしょう。教会の皆さんのお力を借りて、成長することを助けていただきたいと考えています。
  幼児洗礼のまま堅信礼のチャンスを逃している方も多いのでは。皆さんのご家族のなかに堅信の恵みに与るチャンスを逃している方はいらっしゃいませんか?本人の意思を尊重しようと考えながらアッと言う間に大人になってしまいチャンスが遠のくことがあります。しかし、今からでも堅信の恵みの機会はまだあるのです。今年の秋にも堅信の時を持ちたいと思っています。どうぞ、チャンスを逃している方にお勧めください。神様の恵みの入口に応えたら!って。

牧師 司祭 バルナバ 前田(まえだ) 良彦(よしひこ)



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