聖霊降臨後第20主日 2012年10月14日(日)

 

マルコによる福音書 10:17 - 27

 
17イエスが旅(たび)に出(で)ようとされると、ある人(ひと)が走(はし)り寄(よ)って、ひざまずいて尋(たず)ねた。「善(よ)い先(せん)生(せい)、永遠(えいえん)の命(いのち)を受(う)け継(つ)ぐには、何(なに)をすればよいでしょうか。」 18イエスは言(い)われた。「なぜ、わたしを『善(よ)い』と言(い)うのか。 神(かみ)おひとりのほかに、善(よ)い者(もの)はだれもいない。 19『殺(ころ)すな、姦淫(かんいん)するな、盗(ぬす)むな、偽証(ぎしょう)するな、奪(うば)い取(と)るな、父母(ふぼ)を敬(うやま)え』という掟(おきて)をあなたは知(し)っているはずだ。」 20すると彼(かれ)は、「先生(せんせい)、そういうことはみな、子供(こども)の時(とき)から守(まも)ってきました」と言(い)った。 21イエスは彼(かれ)を見(み)つめ、慈(いつく)しんで言(い)われた。「あなたに欠(か)けているものが一つある。 行(い)って持(も)っている物(もの)を売(う)り払(ばら)い、貧(まず)しい人々(ひとびと)に施(ほどこ)しなさい。そうすれば、天(てん)に富(とみ)を積(つ)むことになる。それから、わたしに従(したが)いなさい。」 22その人(ひと)はこの言葉(ことば)に気(き)を落(お)とし、悲(かな)しみながら立(た)ち去(さ)った。たくさんの財産(ざいさん)を持(も)っていたからである。

 23イエスは弟子(でし)たちを見(み)回(まわ)して言(い)われた。「財(ざい)産(さん)のある者(もの)が神(かみ)の国(くに)に入(はい)るのは、なんと難(むずか)しいことか。」 24弟子(でし)たちはこの言葉(ことば)を聞(き)いて驚(おどろ)いた。イエスは更(さら)に言葉(ことば)を続(つづ)けられた。「子(こ)たちよ、神(かみ)の国(くに)に入(はい)るのは、なんと難(むずか)しいことか。 25金(かね)持(も)ちが神(かみ)の国(くに)に入(はい)るよりも、らくだが針(はり)の穴(あな)を通(とお)る方(ほう)がまだ易(やさ)しい。」 26弟子(でし)たちはますます驚(おどろ)いて、「それでは、だれが救(すく)われるのだろうか」と互(たが)いに言(い)った。 27イエスは彼(かれ)らを見(み)つめて言(い)われた。「人(にん)間(げん)にできることではないが、神(かみ)にはできる。 神(かみ)は何(なん)でもできるからだ。」

新共同訳聖書

 

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教会の花:オキザリス・トリアングラリス

◆本日の福音書は「永遠の命を受け継ぐには何をすればよいのでしょうか」という真摯な問いから始まります。イエスは具体的に持ち物を売り払い貧しい人に施しなさい」と勧めます。青年は立ち去ってしまします。富を持つものがそこから解放されることの難しさを示していますが、今の時代でも変わりはないでしょう。青年はモーセの十戒を守ってきたといいますが、この戒めは隣人と共に生きることの招きです。行動をチェックするためのリストではありません。隣人が苦しく生きていることに目を注ぎ、助けることの大切さを実践することが求められています。チャリティとは分かち合うことですが、来週のバザーも「分かち合う」ための具体的な行動だと思います。神の招きに応えることが永遠の命とつながることではないでしょうか。

牧師 司祭 バルナバ 前田(まえだ) 良彦(よしひこ)

 

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