聖霊降臨日(ペンテコステ)

2012年5月27日(日)聖餐式 7:30~、聖餐式 11:00~

教会の誕生日を皆で祝いましょう

おだまき
オダマキは花のかたちが鳩に似ていることから、聖霊のシンボルとされています

  復活されたイエスさまが昇天されて10 日後、五旬祭*の日に、弟子たちが集まっていると、天から激しい風が吹いてくるような音が響き、一人一人の上に約束の聖霊が降りました。一同は”霊”が語らせるままに、さまざまな国の言葉で神の偉大なみ業を語り、ペトロの力強い証しに3 千人ほどが洗礼を受け仲間に加わったと使徒言行録は伝えています。2千年ほど前のこの日、キリスト教会は聖霊に導かれて力強く歩みはじめました。
  この出来事を記念するペンテコステは教会の誕生日であり、世界宣教が始まった日でもあります。イースター、クリスマスとともにキリスト教会がとても大切にしている祝日の一つです。この日の礼拝には「炎のような舌」と記された聖霊降臨を覚えて赤いものを身に着けます。聖書も複数の国や地域の言葉で朗読されます。11 時からの礼拝には日曜学校の子供たちも一緒に参加します。

*五旬祭(ごじゅんさい)(ペンテコステ):ユダヤ教で過越祭から50日後に祝われた祭。キリスト教では、聖霊降臨を記念してこの日を祝うようになりました。復活日(イースター)を第1日とすると聖霊降臨日は復活日から50日目となります。(ペンテコステは50番目の意味)

使徒言行録 2:1-13


聖霊降臨

聖霊が降る

1()(じゅん)(さい)()()て、一同(いちどう)が一つになって(あつ)まっていると、2突然(とつぜん)(はげ)しい(かぜ)()いて()るような(おと)(てん)から()こえ、(かれ)らが(すわ)っていた家中(いえじゅう)(ひび)いた。 3そして、(ほのお)のような(した)()かれ()かれに(あらわ)れ、一人(ひとり)一人(ひとり)(うえ)にとどまった。 4すると、一同(いちどう)聖霊(せいれい)()たされ、
(れい)”が(かた)らせるままに、ほかの国々(くにぐに)言葉(ことば)(はな)しだした。

5さて、エルサレムには天下(てんか)のあらゆる(くに)から(かえ)って()た、信心(しんじん)(ぶか)いユダヤ(じん)()んでいたが、6この物音(ものおと)大勢(おおぜい)(ひと)(あつ)まって()た。そして、だれもかれも、自分(じぶん)故郷(こきょう)言葉(ことば)(はな)されているのを()いて、あっけにとられてしまった。 7人々(ひとびと)(おどろ)(あや)しんで()った。「(はなし)をしているこの(ひと)たちは、(みな)ガリラヤの(ひと)ではないか。 8どうしてわたしたちは、めいめいが()まれた故郷(こきょう)言葉(ことば)()くのだろうか。 9わたしたちの(なか)には、パルティア、メディア、エラムからの(もの)がおり、また、メソポタミア、ユダヤ、カパドキア、ポントス、アジア、10フリギア、パンフィリア、エジプト、キレネに(せっ)するリビア地方(ちほう)などに()(もの)もいる。またローマから()(たい)在中(ざいちゅう)(もの)11ユダヤ(じん)もいれば、ユダヤ(きょう)への改宗者(かいしゅうしゃ)もおり、クレタ、アラビアから()(もの)もいるのに、(かれ)らがわたしたちの言葉(ことば)(かみ)偉大(いだい)(わざ)(かた)っているのを()こうとは。」 12人々(ひとびと)(みな)(おどろ)き、とまどい、「いったい、これはどういうことなのか」と(たが)いに()った。 13しかし、「あの人たちは、(あたら)しいぶどう(しゅ)()っているのだ」と()って、あざける(もの)もいた。

新共同訳聖書


聖マーガレット教会の地図は以下のリンク先にあります。
URL:http://www.nskk.org/tokyo/church/margaret.html