第648号(テキスト)

きょうくニュース 第648号(テキスト版) 2025.12.7
日本聖公会東京教区
港区芝公園 3-6-18


◇12月の代祷・信施奉献
▽世界エイズデー(1日)▽野宿生活者支援のため(Ⅱ)▽エルサレム教区の難民支援活動のため▽日本聖書協会の働きのため▽難民・移住労働者のため  


◇共育プロジェクト 12月の黙想会
  参加費無料、事前予約不要
主催:信仰と生活委員会 共育プロジェクト
【テゼの歌・イコン・沈黙】
 日時: 12月17日(水)18時半~19時半
 場所:目白聖公会
 ファシリテーター:植松 功


◇人 事 
司祭 グロリア 西平 妙子 
2026年3月31日  
  聖救主教会牧師の任を解く 
  葛飾茨十字教会管理牧師の任を解く 
  東京教区への出向を終了し沖縄教区に復帰する 


▽聖路加国際大学 聖ルカ礼拝堂  「夕の祈り」
日時:12月7日(日)17時
司式・説教:司祭 成  成鍾
奏楽:山司  恵莉子(オルガン)
自由献金


▽キャロリング・フォー・ピース 2025
~すべての人の平和を願い すべての人の平和を祈る~
日時:12月12日(金)13時半
場所:神田キリスト教会
主催:平和を実現するキリスト者ネット
 平和の主を待ち望むアドベントのとき、私たちは宗教・教派を超えて集まります
 平和の祈りと賛美を捧げた後、ペンライトを持って街を行進します
 ハンドベルの平和の音を街に響かせましょう!


▽ニケア公会議1700年記念WCC第6回信仰職制会議報告会
日時:12月12日(金)19時~21時
場所:日本福音ルーテル東京教会 1F会議室
参加費:無料
申込み:Googleフォ―ムより申込みください
https://forms.gle/XsqWCJFSrwxnZTrG9
申込み締切:12月5日(金)
主催:日本キリスト教協議会(NCC)神学・宣教部門(NCC信仰と職制委員会・NCC神学宣教委員会)
 2025年10月、エジプト・アレクサンドリアにて「ニケア公会議1700年」を記念するWCC主催「第6回信仰職制世界会議」が開催されました。この会議に出席された西原廉太主教(中部教区主教・京都教区管理主教、NCC信仰と職制委員会委員長)による報告会。


▽東京聖三一教会 クリスマス・ファミリーコンサート
日時:12月14日(日)14時(開場:13時半) 入場無料
演奏:ハープ、フルート、チェロ、ファゴット、リコーダー、オルガン、ピアノ、聖歌隊
クリスマスキャロルをご一緒に歌いましょう!
コンサート後のカフェもお楽しみください。


▽千住基督教会 クリスマスのみの市
日時:12月20日(土)12時
場所:千住基督教会
 午前中にこども礼拝を終え、教会からは暖かい食べ物、また、近隣の親子さんが中古衣料やおもちゃなどを出店します。


【ガザに届け!ニットでエールを!】 
〜私たちはガザを支援するためにこのプロジェクトを始めました。一目一目編んでいくと大きな物になるように、少しでもガザに思いを馳せてみませんか。一人でも多くの参加を願っております。〜
 香蘭女学校の平和団体「あすらぶ」と手芸部の中高生徒がパレスチナ子供のキャンペーンと協力して、編み物を通じてガザの子供たちの支援を行っています。
 かぎ針編みで18㎝×18㎝正方形をつくり、つなぎ合わせてガザへの思いを編み、全国の参加者の作品とつなぎ合わせます。来年3月末まで、どなたでも参加可能です。
 詳細は教区HPから、または、 Instagram@knit_4gaza。問い合わせ:KNIT4GAZA実行委員会 メール:koho@ccp-ngo.jp 電話:03-3953-1393 
☆三光教会にて編み物ワークショップも開催
日時:12月13日(土)13時
場所:三光教会
NPOパレスチナ子どものキャンペーンより指導者がきます。どなたでも参加可能
持ち物:かぎ針、とじ針(なければお貸しします)・好きな色の極太か並太の毛糸1玉(ない人は差し上げます)・ハサミ


▽「韓国と日本の新しい聖歌」-『日本聖公会 聖歌集』から
日時:2026年1月10日(土)16:00〜17:30
場所:立教学院諸聖徒礼拝堂(池袋キャンパス)
講師:キム・ジソン(ソウル神学大学教授)、竹佐古 真希(日本基督教団讃美歌委員、オルガニスト)、坂本 日菜(作曲家、横浜聖アンデレ教会オルガニスト)、﨑山 裕子(立教学院オルガニスト)
入場無料/定員200名
申し込みフォーム
https://forms.gle/HKzbj1fL9EZCMb5B6
締切:2026年1月7日(水)17時
問い合わせ先:立教大学教会音楽研究所 music@rikkyo.ac.jp


▽平和の種まきフェスティバル
日時:2026年1月11日(日)15時
  ~1月12日(月・休)15時
場所:オリンピック記念青少年センター
参加費:全日程3000円、1日2000円
宿泊費:A棟5660円、D棟8000円(バス付)
    (いずれも食費は別)
主催:NCC教育部他
締切り:12月15日(定員70名)
申込みは下記URLかQR コードで。
  https://x.gd/bphKt
・出会いと学び、励ましと賛美の時間をともに!
・詳細は東京教区ホームページまたは各教会に配布された案内をご覧ください。


◆教役者レクイエム 
*聖アンデレ教会HPよりライブ配信します。 
http://www.st-andrew-tokyo.com/web/ 
日時:12月17日(水)10時半
場所:聖アンデレ主教座聖堂 
説教者:司祭 宮﨑 光 
▽司祭 高畠 靖▽司祭 岩井 祐彦▽司祭 吉沢 直江▽執事 赤間 尚義 ▽司祭 桜井 享▽司祭 島田 信▽伝道師 檜垣 茂▽司祭 貫 民之介▽司祭 今宮 良治▽伝道師 輿石 くは▽主教 佐々木 鎮次▽司祭 加藤 九十九 ▽司祭 秋吉 光雄▽司祭 清田 海一郎▽司祭 竹内 寛 ▽主教 工藤 義雄▽司祭 堀江 清▽司祭 内田 稔▽伝道師 伊東 千代子▽司祭 富田 孫太郎▽司祭 大矢 敬香▽司祭 奥村 亮


【教区事務所冬季休業のお知らせ】
 12 月25日(木・降誕日)、12月29日(月)~2026年1月5日(月)を冬季休業とさせていただきます。


【教区ニュース休刊】
 12月28日号、2026年1月4日号 休刊いたします。


今週・来週の予定
12月7日~20日
  7(日) 降臨節第2主日
 10(水) 北関東教区・東京教区 広報小委員会
  共育プロジェクト
 14(日) 降臨節第3主日
 17(水) 教役者レクイエム
        小笠原プロジェクト


「教会活動に関するアンケート」 〜各教会・礼拝堂から寄せられた声〜 #1
2025.12.6
東京教区合理的配慮ワーキンググループ
〜関わり合う教会を目指して〜
 今年7月から10月までの期間、各教会・礼拝堂で実施をお願いしたアンケートへのご協力をありがとうございました。合理的配慮ワーキンググループでは集められた回答から共通課題を考察しています。フィードバックがほしいという声も多くありました。できるだけ具体的に皆様と共有するため、不便さに関する声とそれに対する提案を教区ニュースで少しずつ載せていきたいと思います。各教会・礼拝堂での更なる話し合いのヒントとなれば幸いです。
 今回は 【1】礼拝について。 「祈祷書・聖歌集・礼拝奉仕をふくめて、不便だと感じること」です。
回答を不便さごとに分けて「ハード面=物理的な事柄」と「ソフト面=心理的、人に関わること」にまとめました。たくさんの声でしたので2回に分けて、そのうちの前半をご紹介します。個人的な部分は編集しています。( )の数字は複数回答の数です。
◆「聞こえづらさ」の不便さについて
<ハード面>
 説教や報告等が難聴のため聞きにくい、わからない(11)/マイクが不調だと聞きにくい/補聴器使用者が多い
<ソフト面>
 聴覚障害の方がいらしたときのサポートがない/説教が聞き取れないと礼拝に出席する意味は半減する/マイクを使っても聞き取りにくい説教者がいる/耳が悪いので礼拝に出席することを諦めてしまう/司祭により早口、口にこもる方等いて説教が聞きづらい/会話が聞き取れない/大きな声で話してくださいとお願いするのは申し訳ない
◆聞こえづらさに対する提案
<ハード面>
 礼拝音声をラジオで礼拝堂内にとばす(3)/説教(抄録)や報告文を印刷して配布(3)/マイクを用いる(2)/スピーカーの音量調整・音響調整(2)/スクリーンに映し出す(2)/スピーカーシステムの改善/マイクの電池の予備を準備、マイクのスペアの準備を礼拝前に確認する/説教の前にマイクの音量を確認してから話し始めていただく/タブレットを用意し言葉が表示されるサービスを利用する/自動翻訳機を準備/補聴器使用者が聞こえやすくなるように磁気誘導ループの設置を検討する/礼拝音声をユーチューブ配信して礼拝堂内でイヤホンで聞く/データ化した礼拝内容を必要な人に渡す/司祭・聖歌の音を聞こえやすくする
<ソフト面>
 牧師がゆっくり話し説教する(2)/手話を用いる(2)/礼拝で前の方に座り説教が聞けるようにしている/牧師が間を取って説教する/聖職はマイクに頼るのではなく少し大きい声で礼拝をする/礼拝後のアナウンスやお祈り(特に代祷)は、ゆっくり、大きくを心がける/手話通訳の学びをする/手話による説教の解説
◆見えづらさ、読みづらさについての不便さ
〈ハード面〉
 見るものが多くあちこちに飛ぶので礼拝についていくのが困難、もたもたする(25)/祈祷書の文字が小さい(8)/教会に点字の聖歌集がない(4)/印刷物の文字が小さく見えづらい(2)/点字の祈祷書が未だに改訂第一版で古い(2)/点字の式文は備え付けのものがない(2)/聖堂が暗く明朝体の祈祷書の文字がよみにくい(2)/礼拝で使用するものが3冊あるのが不便/聖歌番号が見えにくい/音声テキスト版の祈祷書は本文とルビを両方読んでしまい、全く使えない/礼拝で聖書協会共同訳聖書を使用しているが点字の聖書は新共同訳聖書しかない/葬送式文やクリスマスイブ礼拝のレッスン&キャロルの点訳版が教会にない/「光の礼拝」などは全国共通のものではなく点訳されていない/点字祈祷書が点字データではなくかさばる紙の本なので使いにくい/点字の祈祷書がほしい/点字ファイルの式文がほしい/点字の祈祷書は活字版の全てが点訳されていない/日本聖公会が出している聖歌集に点字楽譜がない/点字の聖書が教会で準備されていない
<ソフト面>
 祈祷書、聖書、聖歌集を交互に手にしての礼拝は手助けするのも不便/横で教えると、小声で指示する声が大きかったり、ざわつく感じが気になる/陪餐方法が聖職によって異なり、それが見えないのでとまどう/聖歌の伴奏でメロディーを弾いていただけないと、知らない歌のとき歌えない
◆見えづらさに対する提案
<ハード面>
 拡大文字の式文を作る(6)/祈祷書の文字を大きくした別冊を作る(5)/祈祷書抜粋が用意されている(4)/大きな文字の聖歌を用意する(3)/祈祷書や聖歌をスクリーンに映し出す(2)/祈祷書文字をゴシック体にする/礼拝で使用するものを教会ごとに1冊にまとめる/A5サイズが見えづらい場合にB5サイズの冊子も作成する/その日の日課、聖書、聖歌を必要な方用に抜き刷りにする/その主日の聖歌のページに付箋を貼った聖歌集を、10冊くらい用意する/席の途中の柱にも聖歌番号を掲示する/教会や会衆ごとに文字のフォントや大きさを変えてコピーする/祈祷書にタックインデックスのようなものがついていると便利/祈祷書・日課・週報の三つを一緒にする/聖書アプリを手元のスマホで用いる/データ化したその日の礼拝の内容を点字化する/点字データで祈祷書を発行する/最新版の祈祷書を点字と録音で発行する/各教会に点字祈祷書と聖歌集と聖書を必ず備える/教会に点字式文がある
<ソフト面>
 どの本の何ページを開くかをアナウンスする(2)/みんながページを開けるまで待つ(2)/さりげなく次のテキスト、資料に移る時に当該資料名に触れる/祈祷書、日課、週報、各々にお話が進行し移ると分かりやすい/祈祷書の点訳と音訳について利用者を交えて検討し作る/目で文字を追うことだけに注力するのが礼拝ではないことを伝える/礼拝の空気感を全身で感じていただき安心、安らぎを感じられるようサポートする
こと