日本聖公会東京教区
宣教方針
神はその独り子をお与えになったほどに、世を愛された。(ヨハネ3:16)
父が私をお遣わしになったように、私もあなたがたを遣わす。(ヨハネ20:21)
神は私たちを、歴史に関わり、責任を果たすよう、東京へ遣わされています。
遣わされた様々な場で私たちは、「最も小さい者」(マタイ25:40)の声を聞き、悔い改め、共に苦しむ事を通して、主に出会うことを、神から求められています。
このような出会いにおいて、私たち自身も生かされ、共に喜ぶものとされます。
私たちは教会の様々な課題、すなわち礼拝、教育、奉仕などを「他者と出会い、仕えるために遣わされる」という運動の中で見直し、働きます。
そのために私たちは、
- 主イエスに従い、毎日の生活で「最も小さい者」と出会います。
そしてその交わりの中で、聖書を学び直し、祈ります。 - 「最も小さい者」との出会いによる学びと祈りを、礼拝・サクラメントに持ち寄ります。
そして審かれ、祝福され、結び合わされ、力を与えられ、再出発します。
このように私たちは、他者との出会いにおいて、十字架を通して復活させられ、神の平和と正義の実現に参与するために働きます。
1996年3月20日開催第80定期教区会
教区会承認『東京教区宣教方針』