信徒奉事者の祝福

 4月23日(土)午前10時より、聖アンデレ主教座聖堂において、大畑主教の司式、説教による信徒奉事者のための礼拝が行われた。
 現在、東京教区には21教会に91名の信徒奉事者がいるが、その約半数がこの礼拝に参加した。

 大畑主教は説教の中で「私たち一人一人は使徒的な使命をもっており、そのために神の義と愛を実践していくことが求められている。・・・教会はキリストにならい、新しい生き方をしようとする人間の集まりを創造する共同体である。初代教会の時代にキリスト者が爆発的に増えたのは、決して牧師が沢山いたからではない。みんなが地の塩、世の光となって努力した結果。原点に帰り、今の受け身的な意識に支配されている教会のあり方を変えていかなければならない。・・・

 教会の再編は建物を維持するための再配置や統合をするためではなく、本来の神の召し出しに答え福音宣教に邁進する大きなうねりを作り出していく運動」と語り、「信徒奉事者の人たちには、そのための推進役になっていただきたい、でも大きなことをするのではなく、何気ない挨拶や会話の中で人を力づけることが出来る、そのような小さな事から始めていただきたい」と結んだ。

 この礼拝は初めての試みであったが、主教の祝福と励ましを受け、多くの信徒奉事者が教会の宣教に心を新たにしたのではないだろうか。

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