教会での冠婚葬祭

教会での冠婚葬祭

冠婚葬祭といいますと結婚式と葬儀の2つが一般的に知られています。

 教会は、入信(クリスチャンになる儀式)の時、成人、結婚、出産、逝去等、人生の折々にそれぞれにふさわしい礼拝を備え、司式者(司祭)と参列者が共に礼拝を献げます。

 人生のあらゆる場面で神様との関わりを想い感謝を献げ、神様からの導きと祝福を祈り求めることは大切なことです。

 聖公会の祈祷書(礼拝の式文がまとめられた、祈祷・礼拝・儀式における手順を示した規則書)には、聖餐式(聖餐と呼ばれる、キリストのからの象徴であるパンとぶどう酒をいただく礼拝)や、朝夕の祈りの礼拝の他、入信(洗礼・堅信)の式、懺悔の式、結婚式、誕生感謝の祈り、病者訪問の式、葬送の式(通夜の祈り、葬送式、逝去者記念式)等、人生の節目に献げる礼拝が定められています。

 その他にも、祝別と呼ばれる新築など個人のお宅や墓地での祈りも用意され、用いられています。