聖霊降臨後第10主日 2012年8月5日(日)

 

ヨハネによる福音書 6:24 - 35

 
24群衆(ぐんしゅう)は、イエスも弟子(でし)たちもそこにいないと知(し)ると、自分(じぶん)たちもそれらの小舟(こぶね)に乗(の)り、イエスを捜(さが)し求(もと)めてカフェルナウムに来(き)た。 25そして、湖(みずうみ)の向(む)こう岸(ぎし)でイエスを見(み)つけると、「ラビ、いつ、ここにおいでになったのですか」と言(い)った。 26イエスは答(こた)えて言(い)われた。「はっきり言(い)っておく。あなたがたがわたしを捜(さが)しているのは、しるしを見(み)たからではなく、パンを食(た)べて満腹(まんぷく)したからだ。 27朽(く)ちる食(た)べ物(もの)のためではなく、いつまでもなくならないで、永遠(えいえん)の命(いのち)に至(いた)る食(た)べ物(もの)のために働(はたら)きなさい。これこそ、人(ひと)の子(こ)があなたがたに与(あた)える食(た)べ物(もの)である。 父(ちち)である神(かみ)が、人(ひと)の子(こ)を認証(にんしょう)されたからである。」 28そこで彼(かれ)らが、「神(かみ)の業(わざ)を行(おこな)うためには、何(なに)をしたらよいでしょうか」と言(い)うと、29イエスは答(こた)えて言(い)われた。「神(かみ)がお遣(つか)わしになった者(もの)を信(しん)じること、それが神(かみ)の業(わざ)である。」 30そこで、彼(かれ)らは言(い)った。「それでは、わたしたちが見(み)てあなたを信(しん)じることができるように、どんなしるしを行(おこな)ってくださいますか。どのようなことをしてくださいますか。 31わたしたちの先祖(せんぞ)は、荒(あ)れ野(の)でマンナを食(た)べました。『天(てん)からのパンを彼(かれ)らに与(あた)えて食(た)べさせた』と書(か)いてあるとおりです。」 32すると、イエスは言(い)われた。「はっきり言(い)っておく。モーセが天(てん)からのパンをあなたがたに与(あた)えたのではなく、わたしの父(ちち)が天(てん)からのまことのパンをお与(あた)えになる。 33神(かみ)のパンは、天(てん)から降(くだ)って来(き)て、世(よ)に命(いのち)を与(あた)えるものである。」

34そこで、彼(かれ)らが、「主(しゅ)よ、そのパンをいつもわたしたちにください」と言(い)うと、35イエスは言(い)われた。「わたしが命(いのち)のパンである。わたしのもとに来(く)る者(もの)は決(けっ)して飢(う)えることがなく、わたしを信(しん)じる者(もの)は決(けっ)して渇(かわ)くことがない。」

新共同訳聖書

 

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つるほおずき

◆ヨハネ福音書第6章はイエスのなさったしるしを見た群衆が現れます。「そのなさったしるしを見て、多くの人がイエスの名を信じた」とありますが、しるし=奇跡でしょうか。しるしを見て信じた群衆をイエスは信用しなかったのです。本日の福音ではイエスと群衆のやりとりが記されています。イエスと群衆は同じ言葉のやり取りをするのですが、全く異なっています。群衆の望みはパンを与えられることであるが、イエスご自身はイエスがパンであると述べます。このようなくい違いは群衆が求めることとイエスが語ることとは基本的な違いがあることが分かります。イエスは私たちにより深く考えることを求めているようです。自分の願いではなく神の願いに向かう視点が大切なのでしょう。

牧師 司祭 バルナバ 前田(まえだ) 良彦(よしひこ)

 

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