編 集 広報委員会
公 示
救主降生2024年11月19日
日本聖公会東京教区主教
主教フランシスコ・ザビエル 髙橋宏幸
神のお許しがあれば、聖職按手式を下記のように執り行い
執事 ウイリアムズ 藤田 誠
を公会の司祭に叙任いたします。
主にある諸教会のみなさまのご加祷をお願いいたします。
記
日 時 救主降生2025年1月13日(月・休)午後2時
式 場 日本聖公会東京教区 聖アンデレ主教座聖堂
〒105-0011 東京都港区芝公園3-6-18 TEL03-3431-2822
司 式 主教 フランシスコ・ザビエル 髙橋 宏幸
説 教 司祭 ヨセフ 太田 信三
式典長 司祭 ステパノ卓 志雄
※祭色は赤を用います。
以上
2023年日本聖公会宣教協議会からの呼びかけ
ここからまた歩きはじめよう
~いのちに仕え、となりびととなるために~
1.神の み声に耳を傾けよう
2.人々 の声に耳を傾けよう
3.世界 の声に耳を傾けよう
◇12月の代祷・信施奉献先
▽世界エイズデー(1日)▽野宿生活者支援のため(Ⅱ) ▽エルサレム教区の難民支援活動のため▽日本聖書協会の働きのため▽難民・移住労働者のため
◇第 145(定期)教区会報告
11月16日(土)聖アンデレ主教座聖堂及び聖アンデレホールにて、第145(定期)教区会が開催された。
第1号議案 東京教区成立 100 周年記念誌制作特別委員会 任期延長の件、第2号議案 2025 年度教区収支予算案承認の件、第3号議案 監事指名承認の件、第 4 号議案 「北関東教区・東京教区宣教協働特別委員会」規則を一部変更する件を可決
◇共育プロジェクト 黙想会のご案内
参加費無料、事前予約不要
主催:信仰と生活委員会 共育プロジェクト
【み言葉に聴く】
日時:12月14日(土)10時〜12時
場所:聖ルカ礼拝堂 礼拝堂前ホール
ファシリテーター:司祭 成 成鍾
【テゼの歌・イコン・沈黙】
日時:12月21日(土)16時半
場所:目白聖公会
ファシリテーター:植松 功
【イメージを用いて祈る】
日時:12月26日(木)7時
場所:神田キリスト教会
ファシリテーター:上田 亜樹子司祭
▽東京聖三一教会 クリスマス・ファミリーコンサート
日時:12月8日(日) 14時(13時半開場)
場所:聖三一教会
演奏:菅谷史(ヴァイオリン)、渡辺かや(ハープ)、松林麻理(フルート)、東京聖三一聖歌隊
コンサート後のカフェ、ミニバザーもお楽しみください。
▽コンテンポラリー音楽による「夕の礼拝」
日時:12 月15 日(日)17 時
場所:聖アンデレ教会
今回の「夕の礼拝」は卓司祭の司式のもと、聖アンデレ教会のコンテンポラリー奏楽チームの奉唱によって献げられます。
▽キリスト者平和ネットピース
日時:12月20日(金)
18:00~ キャロリング・フォー・ピース
神田キリスト教会
19:00~ 秋葉原でキャロリング
▽原発のない世界を求める Zoom Café
日時:12月21日(土) 14時 ~15時半
読書と茶っと『脱原発の視点で聖書を読む』日本福音ルーテル教会社会委員会編(後編)
Zoomリンク https://onl.bz/UA3pSej
ID:820 1414 1653 パスコード:822900
主催:日本聖公会 正義と平和委員会
原発問題プロジェクト
▽立教大学教会音楽研究所主催「リードオルガン特別講座」(講師:Marc Fitze、崎山裕子)
日時:2025年1月11日(土)16時半〜18時
場所:立教大学池袋キャンパス・チャペル会館
2Fマグノリアルーム
講師:Marc Fitze(スイス・ベルン聖霊教会オル ガニスト、ハルモニウム奏者)
崎山裕子(立教学院オルガニスト、立教大 学教会音楽研究所所員)
参加費無料・事前申込制(会場参加者30名、動画配信聴講者制限なし)
申込方法:申込専用フォームよりお申し込みください。
URL: https://forms.gle/kRgEHHnpECr6AzTDA
申込期限:11月14日(木)〜
お問い合わせ:立教大学教会音楽研究所 メールアドレス music@rikkyo.ac.jp
▽下町教会グループ 聖書の会 (12月)
いずれも予約は不要です。時間になったらおいで(入室)ください。
下町以外からのご参加も多数あります。皆様のご参加をお待ちしています。
1)神田キリスト教会(対面)
日時:12月13日(金)10時30分~
12月27日(金)10時30分~
*マルコによる福音書を少しずつ読んでいます。
2)聖書の会(ZOOM)
日時:12月20日(金)19時〜20時半
*次の主日の福音書を分かち合います。
https://us02web.zoom.us/j/82536089913?pwd=RFVCUHZmNlh2SXZNak9rQnd0dTJNUT09
ミーティング ID: 825 3608 9913
パスコード: 624163
3)Under35聖書会(ZOOM)
日時:12月26日(木) 19時〜20時半
テーマ: 『“主の祈り”に正面から向き合おう!』(マタイによる福音書6章から)
*案内人も含め、35歳以下限定の聖書の会です。
基礎知識は一切不要!じっくり、ゆっくり、語り合いましょう。
希望・不安・モヤモヤ・疑問・聖書からインスピレーションを得たこと…なんでもアリの自由なしゃべり場です。
ZOOM:https://us02web.zoom.us/j/ 85162408357
ミーティング ID:851 6240 8357(パスコード不要)
▽東京同宗連 「現地研修会」の案内
日時:1月29日(水)13時 参集 〜1月30日(木)12時半 散会
場所:奈良県御所市・橿原市
1日目 【水平社博物館】
博物館館内・博物館周辺のフィールドワーク(ガイド有)
2日目 【おおくぼまちづくり館】
大久保町洞部落資料館・現地フィールドワーク(ガイド有)
<参加費> 1万9千円(移動代・ホテル代・保険代・夜1朝1食事等込み)
申込み締め切り:12月20日(金)
※申し込み/詳細のお問い合わせは東京教区事務所(福澤)まで。
メール:mission-sec.tko@nskk.org /電話:03-3433-0987(月曜9時半〜17時半)
▽立教大学教会音楽研究所2024年秋学期「オルガン講座」(講師:佐藤 雅枝)
日時:2025年2月13日(木)開講・全4回
場所:立教大学新座キャンパス・立教学院聖パウロ礼拝堂
講師:佐藤 雅枝(立教新座中学校・高等学校オルガニスト、立教大学教会音楽研究所所員)
参加費:一般28,000円、学生・25,000円(全4回分)
申込方法:music@rikkyo.ac.jp までメールでお申込ください(定員4名)
申込期限:2024年11月25日(月)〜2025年1月22日(水)17:00
お問い合わせ:立教大学教会音楽研究所
メールアドレス:music@rikkyo.ac.jp
▽立教大学教会音楽研究所主催公開講演会「Laudate Dominum: 賛美と霊性の源流をたずねて」(シリーズ第1回)
日時:2025年2月18日(火)14時〜16時半
場所:立教大学池袋キャンパス11号館・A203教室
講師:坂田 奈々絵(清泉女子大学准教授)
袴田 玲(岡山大学講師)
宮本 久雄(東京純心大学教授、東京大学名誉教授)
参加費無料・事前申込制(定員150名)
申込方法:申込専用フォームよりお申し込みください。
URL:https://forms.gle/5NXmFvPmAQKE1N2S7
申込開始:11月28日(木)より
共催:立教大学キリスト教学研究科・立教大学キリスト教学会
お問い合わせ:立教大学教会音楽研究所 メールアドレス music@rikkyo.ac.jp
◆教役者レクイエム
*聖アンデレ教会 HP よりライブ配信します。
https://st-andrew-tokyo.blogspot.com/p/index.html
日時:12 月 18 日(水)10時半
場所:聖アンデレ主教座聖堂
説教者:司祭 山口千壽
▽司祭 高畠 靖▽司祭 岩井 祐彦▽司祭 吉沢 直江▽執事 赤間 尚義▽司祭 桜井 享▽司祭 島田 信▽伝道師 檜垣 茂▽司祭 貫 民之介▽司祭 今宮 良治▽伝道師 輿石 くは▽主教 佐々木 鎮次▽司祭 加藤 九十九▽司祭 秋吉 光雄▽司祭 清田 海一郎▽司祭 竹内 寛▽主教 工藤 義雄▽司祭 堀江 清▽司祭 内田 稔▽伝道師 伊東 千代子▽司祭 富田 孫太郎▽司祭 大矢 敬香▽司祭 奥村 亮
【2024年 東京教区 教会・礼拝堂 クリスマス礼拝・プログラム】
東京教区ホームページに掲載しております。(URL:https://www.nskk.org/tokyo/2024/12/06/10594
【教区事務所冬季休業のお知らせ】
12月30日(月)~1月6日(月)を冬季休業とさせていただきます。
【教区ニュース休刊】
12月29日号、1月5日号 休刊いたします。
東京教区 第145(定期)教区会 開会演説
2024.11.16(土)
主教 フランシスコ・ザビエル 髙橋宏幸
― はじめに ―
秋の教区会は北関東教区と交互に開催されます為、「東京教区第145(定期)教区会」は本日11月16日土曜日の開催となりました。ご参集いただいた議員および関係者の皆さま、教区会書記局、教区事務所、また会場準備をしてくださった方がたにこの場を借りて感謝と御礼を申し上げます。
私たちは、キリストに倣い、従い、仕える使命に与っているキリストの弟子として召されていることを心に留め、神の民としての働きを整えるべく、本教区会を「神の民の会議」に相応しいものとしたいと思います。皆さまのご協力を切にお願いいたします。
― これまでとこれから―
私たち東京教区は、教区成立101年目の時を歩み出しました。これまでも述べてきましたが、キリストの弟子としての使命に基づいて、また礼拝と宣教と奉仕の働きを通して、神の国のよき知らせを宣言し、新しい信徒を教え、洗礼を授け、養うことが各教会・礼拝堂、また信徒・教役者一人ひとりに求められています。そして愛の奉仕によって人々の必要に応答する働きとして、教区内教会、礼拝堂、施設で、「こども食堂」「フードパントリー」「給食活動」「野宿者支援」等、なされ続けている尊い働きに祝福を祈り続けます。また、諸施設での働きに従事、献身されていることへの感謝とともに、「幼稚園」「保育園」「学校」「社会福祉施設」とのつながりも欠かせません。
この4月には「放課後等デイサービス」が教会外の方がたの協力も得て、東京諸聖徒教会の中で始められました。また、聖オルバン教会「DSG( The Deeper Service Group)」の協力をいただき、目白聖公会では二度にわたる難民の方がたの一時受入れを引き受けてくださいました。これらもまた、いのちに仕え、隣人となるべく「行って、あなたも同じようにしなさい」というイエス様が命じられたことへの応答、実践であり、その働きに感謝し祝福を祈り続けます。
~ いのちに仕え、となりびととなるために ~「神のみ声に耳を傾けよう」「人びとの声に耳を傾けよう」「世界の声に耳を傾けよう」(「2023年日本聖公会宣教協議会」)、また全聖公会の「宣教の5指標」にありますように、社会の不正な構造を改革し、あらゆる暴力に反対し、平和と和解を追求すること、被造物の本来の姿を守り、地球上の生命を維持・再生するため努力することを、今この時代、この場にある教会、礼拝堂等で共有し続け、私たちに託されている使命、課題として大切に取り組み続けます。
また、子ども、青少年、弱い立場のおとなの安全を守り、高めるための「セーフチャーチ・ガイドライン」を基に日曜学校など子どもに関わる方がたによる研修会も実施されました。併せてキリストの体の肢である教会は、様々な国籍、文化的背景を持つ方がた、多様なジェンダーの方がたで構成されていることを覚え、より開かれ、各年代の人たちがそれぞれの賜物を生かし合えるキリストの教会を目指し、その存在が脅かされることなく、安全にその人らしく居られる場になるよう祈り、上の学び等を継続してまいります。さらに2024年4月に施行されました「改正障害者差別解消法」にある「合理的配慮」に関連して、早急に学びの会を開催することを計画していますので、宣教主事にお願いし追って具体的なお知らせをしていただく予定です。
教区の各委員会のお働きに感謝いたしますと共に、委員会の職務内容等の識別についての検討から、新体制、新教区を見据えた新たな展開を始めています。同時に、教会グループ協議会の働きとして、宣教協働や共通の課題や働きを巡っての話合い、必要なプログラム立案等をお願い致します。
現在、「東京教区成立100周年記念誌」発行作業に従事していただいていますが、これまでを振り返るだけでなく、今、そしてこれからを描くことを重視し、その作業が行われています。また、その中、コロナ禍での各教会・礼拝堂での当時の対応(連絡や集会やその他配信などについての工夫や作業)にも注視し、危機的状況の中での教会の在り方、宣教等にも触れてくださっていることは、重要な宣教的視点にも通じます。
「共育プロジェクト」主催黙想会、プロジェクトメンバーの定期的リトリート等のプログラムが行われていますが、霊性の大切さと求めが明らかに見え始めています。沈黙の中で神様との対話を大事にしつつ、更なる霊的成長を東京教区の大事な課題としてプログラムを続けてまいります。また、現在、その他のプログラムも計画し、実施に向かっていますとともに、「ナザレの家」の今後について、主体的に考えていきます。
霊性は私たちの働きと活動の源であり、神様の声を聴くこと、他者に、出来事に自らの心に聴くことに始まります。加えて、エキュメニカルな視点、協働も企画、検討課題とし始めています。これらすべての共育の礎となるものは主のみ言葉とみ業であり、聖書の学びに他なりません。
聖職志願者については、神様のお召の声をより良く聴き分けるための識別、霊的同伴プログラムが聖職養成委員会で始まっていますが、複数の聖職志願者が出てきたことは大きな感謝です。また、教役者の働き方、健康面への配慮について、担当医を定め、同時に教役者待遇調査委員会への諮問、答申を基に休職規定を改定いたしました。
― 子どもや青少年に関して ―
S Sネットワークでは、コロナの影響で休止していた「夏のキャンプ」が再開し、更に今後、北関東教区の日曜学校との繋がりを目指しての新ステージに向かう予定です。また、「中高生世代夏のキャンプ」「青年たちによる小笠原の旅」が行われています。小笠原聖ジョージ教会の信徒の方々との交わり、祈りから、信仰と生活委員会の中に小笠原プロジェクトを来年より発足させ、小笠原聖ジョージ教会の方がたと共に、小笠原にある唯一の教会としての宣教の働きを共に考えていきたいと願います。殊に、青少年の主体的な働きを支えるために安心して活動できる場所が、浅草聖ヨハネ教会のご理解、ご協力をいただき確保され大きな感謝です。これらを見守り、信仰者としての社会性を示し、同伴する大人の存在も欠かせません。来年、マレーシア聖公会サバ教区でCCEA(COUNCIL OF CHURCH OF EAST ASIA)青年大会の開催が予定されています。東京教区からの参加者も募りたいと思います。
― 平和といのち―
依然として地球上で不要な争いにより、流されてはならない血が流されています。世界各地の戦争、紛争を耳目にする中、「平和を作り出す」ことへの応答を真摯に祈り、殊に呼びかけに応えるべく祈り続けてまいります。武力や抑圧によっていのちが否定され傷つけられている地域や国々の人々が速やかに解放され、癒され、回復されますように、深く祈り続けますとともに、キリストの教会はいのちを傷つけ、尊厳を踏み躙ることに対して反対の立場を取り続けます。
また、日本原水爆被害者団体協議会のノーベル平和賞受賞のニュースがありました。「核といのちは共存できない」一方で、世界では核兵器使用の脅威が増している中にあって、私たちは「いのちを守るのか、壊すのか?」ということを真剣に問い、学び続けます。
11月9日(土)、「環境保全・命を祝う礼拝」を捧げ、「モンゴル 聖公会の森づくり」への祈りと献金を献げました。これは、先のCCEA、また日韓合同主教会でも重要な話題となりました。既に大韓聖公会では働きがなされていますが、両聖公会が向き合うだけではなく、協働すなわち共に同じ方を向きつつなしていく宣教の働き、いのちへの奉仕を実践していく上での一つの実りであり感謝です。
― 「変革」に向かって ―
新教区設立に向けての宣教協働が進む一方で、「第143(定期)教区会」で「教区費分担金制度等検討特別委員会」を発足し、調査、検証、協議を重ねていただき深く感謝いたします。この度、報告と提言をいただきましたポイントは、
1 現行の教区費分担金制度は、「財政規模の小さい教会の牧師給未支給/遅支給の是正」「教役者の経済不安からの解放」「牧師給支給が困難な教会に対しても人事が可能」という目的のため工夫された出発点がある。しかし今や、「教役者の給与支給は教区の責任であって、教会が全ての必要経費を捻出しなければならない訳ではない」というような意識の定着が、教会の宣教姿勢についても問題を生んでいると思える。本来は「教会こそが宣教の担い手」であるが、その意識が希薄になり、教会の使命について突き詰めなくともという危機感のなさを生んでいる可能性がある。
2 現行の「教区費分担金制度」を続け、これまでのように不足分を「伝道牧会資金」取り崩しで補填し続けると2028年には「伝道牧会資金」が底をつく可能性が大きい。
それは、二教会一牧師、三教会一牧師体制に組み直しても解決することではなく、あるいは管理牧師の教会との関わりを二分の一、三分の一にすることも、各個教会の宣教の方向性を明確にしない限り困難である。
3 新たな分担金制度を模索するに当たり、「教会はすでにサバイバル段階にある」という認識を共有することが必要不可欠であり、東京教区は以下に掲げるタスクを見据えた新たな体制(教区費分担金制度はその一部)を創出する必要性を感じる。
1) 経済的に自給している教会のさらなる成長のサポートの方法
2) 自給自立を目指す教会のサポートの方法
3) 自給自立に至れない教会の進路決定のサポートの方法
4) 教役者の継続教育と人件費を支える財政基盤の根本的な整備
そのためには、まず各教会が「現在点」を指し示すデータに向き合い、財政健全化と持続可能な宣教体制実現への具体的計画となる「教会変革へのロードマップ」を策定・実行し新たな分担金制度への移行に備えることを提案する。
「教会変革ロードマップ」を考える際のヒント
・宣教の在り方を決めるのは各教会であり、宣教の担い手は信徒である
・「活動」「プロジェクト」を中心に据えた宣教目標を各教会が明確化する
・人を生み、人を育てることが、すべての宣教の始まりであると認識する
・牧師は神学的洞察に裏打ちされたヴィジョンを示し、そのヴィジョンに従って宣教共同体と して教会を養い、成長させる責任を負う
これは、はじめに述べさせていただきましたように、教区の宣教の働きの拠点は先ず各教会・礼拝堂にあるということを再確認しようという提案であるとも言えます。教区の働きはその拠点の働きに協力し、また教会・礼拝堂間の協力を助ける働きです。
そして教会・礼拝堂とその会衆に信仰的な決断を求める内容となっています。改めてキリストの弟子としての使命に基づいて、祈りと学びをともにしながら、それぞれのあり方を検証しつつ、新たな宣教目標の共有とそれに基づいた決断を求めてゆきます。
― 北関東教区との宣教協働・新教区設立 ―
第一段階は「一つになったら」をキーワードに、第二段階は「具体的に一つになるために」、そしてこの春からは実務面でのスピードアップをお願いし、加えて北関東教区との合同教役者会、東京教区内での教役会の実施を重ねてきています。後ほど、鈴木伸明司祭様から詳しくお話しいただくことになっています。
「出会うこと 知り合うこと 祈り合うこと ともに働くこと」を柱に、降臨節・大斎節のみ言葉と歩む黙想集作成、両教区教会を交互に訪問し教会の建つ地域や成り立ちを学び、知り合う巡礼企画、青少年に係わる協働、礼拝音楽委員会の協働、北関東教区「信徒一致の日合同礼拝」への参加、青少年による大根の種まきと収穫 を両教区内の食糧支援現場に届ける等、様々な活動が継続されています。
来年秋の教区会にて「新教区設立について」の議案が出される予定です。またその準備を進めるための議案が今教区会に提案されています。
― 最後に ―
去る4月8日には植田仁太郎主教様が、10月8日には岩前宏司祭様が逝去されました。長きに亘り東京教区内教会、機関、施設、管区、エキュメニカルな分野でも献身されました尊い働きへの感謝とともに、魂の安息をお祈りいたします。
6月29日には福永澄聖職候補生が執事に按手され、北関東教区の大山洋平司祭との合同聖職按手式が捧げられましたことを感謝しますとともに、公会の執事としての更なる働きを祈ります。また明日、藤田誠執事の教区の司祭試験(説教)が、後日、岡フランセスさんの執事試験(説教)が行われますので、ぜひともお祈りください。
ご清聴ありがとうございました。
【聖公会の宣教の5指標】
神の国のよき知らせを宣言すること
新しい信徒を教え、洗礼を授け、養うこと
愛の奉仕によって人々の必要に応答すること
社会の不正な構造を改革し、あらゆる暴力に反対し、平和と和解を追求すること
被造物の本来の姿を守り、地球上の生命を維持・再生するため努力すること
BSA信徒叢書
相澤牧人司祭著『福音書を読み解くキーワード100選』(全4冊)の発行
BSA信徒叢書・相澤牧人司祭著『福音書を読み解くキーワード100選』が発行されました。相澤司祭は「はじめに」の中で、本書の目的をこう言っています、「聖書の言葉が示す本来の意味を知るなら、イエス様の福音をさらに深く理解することができるのだろうと思います。」
「愛」から始まって、「悔い改め」、「福音」、「隣人」、「業」まで、痒いところに手の届く説明は、分かりやすく、読みやすい文章です。
全編を通して、福音書の、ということは、イエスの価値観とはどういうものかが繰り返し語られています。
グループの勉強会、洗礼や堅信、クリスマスや卒業、入学、誕生日、結婚(記念日)等のお祝い、病気見舞い、求道者の導き等にもご利用ください。
出来るだけ4冊セットでのご購入をお奨めいたします。頒価1冊100円です。
グループや教会ごとにまとめてお申し込みいただくと、郵送料が節約できます。
お申し込みは
105-0011 東京都港区芝公園3-6-18 東京教区会館内
日本聖徒アンデレ同胞会(BSA) 信徒叢書係宛
電話:03-3436-4325 FAX:03-3432-1696 メール:mail.bsa@nskk.org
日本聖公会信徒様専用ページのご案内
清泉寮特別ご宿泊プラン
ご本人様だけでなく、ご家族やご友人様などのご紹介でもご利用いただけます。
下記のQRコードを読み取ってください。
団体様でのご利用は別途お問い合わせください。
キープ協会営業担当:川田 治毅(かわだ はるき)
携帯電話 070‐3964‐9916
公益財団法人 キープ協会
407‐0301 山梨県北杜市高根町清里3545
㏋//www.seisenryo.jp
今週・来週の予定
12月8日~21日
8(日) 降臨節第2主日
10(火) 信仰と生活委員会
13(金) 聖職養成委員会(Web)
14(土) 財政委員会(Web)
15(日) 降臨節第3主日
18(水) 教役者レクイエム
19(木) 小笠原プロジェクト
常置委員会