降臨節第四主日 2013年12月22日(日)

 

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イザヤ書 7:10-17


10(しゅ)(さら)にアハズに()かって()われた。
11(しゅ)なるあなたの(かみ)に、しるしを(もと)めよ。 (ふか)陰府(よみ)(ほう)に、あるいは(たか)(てん)(ほう)に。」

12しかし、アハズは()った。

「わたしは(もと)めない。

(しゅ)(ため)すようなことはしない。」

13イザヤは()った。

「ダビデの(いえ)()け。

あなたたちは人間(にんげん)

もどかしい(おも)いをさせるだけでは()りずわたしの(かみ)にも、もどかしい(おも)いをさせるのか

14それゆえ、わたしの(しゅ)御自(おんみずか)

あなたたちにしるしを(あた)えられる。

()よ、おとめが()ごもって、(おとこ)()()

その()をインマヌエルと()ぶ。

15(わざわ)いを退(しりぞ)け、(さいわ)いを(えら)ぶことを()るようになるまで

(かれ)凝乳(ぎょうにゅう)蜂蜜(はちみつ)()(もの)とする。

16その()(わざわ)いを退(しりぞ)け、(さいわ)いを(えら)ぶことを()(まえ)に、あなたの(おそ)れる二人(ふたり)(おう)領土(りょうど)(かなら)()てられる。 17(しゅ)はあなたとあなたの(たみ)父祖(ふそ)(いえ)(うえ)に、エフライムがユダから()かれて以来(いらい)(のぞ)んだことのないような日々(ひび)(のぞ)ませる。アッシリアの(おう)がそれだ。」

マタイによる福音書 1:18-25


18イェス・キリストの誕生(たんじょう)次第(しだい)(つぎ)のようであった。 (はは)マリアはヨセフと婚約(こんやく)していたが、二人(ふたり)一緒(いっしょ)になる(まえ)に、聖霊(せいれい)によって()ごもっていることが(あき)らかになった。 19(おっと)ヨセフは(ただ)しい(ひと)であったので、マリアのことを(おもて)ざたにするのを(のぞ)まず、ひそかに(えん)()ろうと決心(けっしん)した。 20このように(かんが)えていると、(しゅ)天使(てんし)(ゆめ)(あらわ)れて()った。「ダビデの()ヨセフ、(おそ)れず(つま)マリアを(むか)()れなさい。マリアの(たい)()聖霊(せいれい)によって宿(やど)ったのである。 21マリアは(おとこ)()()む。その()をイエスと名付(なづ)けなさい。この()自分(じぶん)(たみ)(つみ)から(すく)うからである。」 22このすべてのことが()こったのは、(しゅ)預言者(よげんしゃ)(とお)して()われていたことが実現(じつげん)するためであった。

23()よ、おとめが()ごもって(おとこ)()()む。その()はインマヌエルと()ばれる。」

この()は、「(かみ)我々(われわれ)(とも)におられる」という意味(いみ)である。 24ヨセフは(ねむ)りから()めると、(しゅ)天使(てんし)(めい)じたとおり、(つま)(むか)()れ、25(おとこ)()()まれるまでマリアと関係(かんけい)することはなかった。そして、その()をイエスと名付(なづ)けた。

新共同訳聖書

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牧師コーナー/今週のメッセージ

advent kranz
4本のロウソクに火が灯され、ご降誕の準備が整いました。

今日の福音書は「その名はインマヌエルと呼ばれる」点にあります。インマヌエルは「神が我々と共におられる」という意味です。イエスは「神は救う」という意味ですので、インマヌエルという特徴を表す言葉です。イエスという男の子を通して「神は我々と共におられる」ということになります。クリスマスはまさにこのことが表された日なのです。
クリスマスおめでとうございます。

love feast
クリスマス祝会のため、テーブルにご馳走が用意されました。

クリスマス祝会

降臨節第4主日ですが、礼拝後クリスマス祝会を持ち、イエス様の誕生を記念して共に祝いました。用意されたおいしい料理を食べ、聖歌を歌い、お話を聞いて、楽しい時間があっという間に過ぎました。

日曜学校クリスマス聖劇礼拝と祝会

午後2時からは日曜学校のクリスマス聖劇礼拝が行われました。年々演じる日曜学校の生徒たちの年齢は下がっていて、スタッフの先生方は大忙し。でも、小さな日曜学校の生徒が増えていることは、よろこばしいことです。

pageant
日曜学校のクリスマス礼拝では子どもたちによる聖劇が献げられました。

マリアへの天使ガブリエルの受胎告知に始まって、聖歌を挟んでクリスマスの物語が展開します。ベツレヘムで宿を探す貧しいマリアとヨセフを、意地悪な宿屋の主人が「お・こ・と・わ・り」と言って、追い払います。やっと借りることができた、馬小屋でイエスさまがお生まれになると、星に扮した、かわいらしい年少の子どもたちが聖堂内をきらめくように移動し、天使が舞い降ります。羊飼いたち、そして博士たちがつぎつぎにご降誕のイエスさまを尋ね、祭壇に作られた舞台が大きな喜びにつつまれました。
かつては無邪気に星さんを演じた子どもたちが、成長してナレーションやきれいな声で聖歌を歌って劇を支えてくれたのが印象的でした。
 イエスさまは、本当は大きな力を持った神さまの独り子。それなのに、誰にも恐れを抱かせない、愛らしい幼子の姿でこの世にこられたのです。聖劇を演じる子どもたちのように愛らしい姿で。
 礼拝後、日曜学校の祝会が行われ、サンタさんもプレゼントを持って来てくれました。

christmas leaflet
キャロリングでは、街の人たちにクリスマス礼拝の案内カードを配りました。

キャロリング

今年のキャロリングは22日に行いました。午後5時から、聖マーガレット教会と書かれた大きな横断幕を用意して、三鷹台の駅前で大人と子どもあわせて30人ほどでクリスマスの聖歌を歌いました。道行く人たちに、クリスマスの礼拝案内を書いたカードを渡しました。お一人でも、24日夕から25日の礼拝・聖餐式に教会を訪ねてくれたらと思います。

牧師 司祭 バルナバ 前田(まえだ) 良彦(よしひこ)

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